319.血を抜く

■--お願いします
++ くう 女性 36歳
採血をするときに使うような注射器よりも細いもので自分の腕から血を抜いていて、その細い注射器のようなもので何本も何本も血を抜いていました。そして自分は貧血だからもうこれ以上、血は抜けないって考えている夢をみました。どういう流れで血を抜くことになったのかは覚えていません。いくつか夢診断のサイトを見てもあてはまるものがなかったので、どのような意味があるのか是非教えてください。よろしくお願いいたします。
..12/10(Wed) 02:19[948]

☆ 夢解釈No.319 ☆
よほど元型的な夢でもない限り、夢の内容だけを見て、心理学的にその夢を解釈することは不可能です。少なくとも、夢に出てくるものに対する連想と、この夢を見たときの私生活でのご本人の心境などを考慮に入れなければなりません。
この掲示板では、そこまでの情報量はありませんので、可能性のある考えを上げてみます。
まず、血はなによりも、体内に流れている生命エネルギー、というイメージと関係があり、夢の中で血を抜いていたのは、生きるために必要な根源的な生命力を抜いているような、無意識下の心境をあらわしている可能性があると思われます。例えば、「もう愛されない」というような、生きるための根源を抜いているかのような想いです。
また他の可能性として考えられるのは、“聖なるものの”イメージです。血は何よりも、人間を含めて全ての動物にとって“遠い昔から受けつがれてきた命の根源”と言えます。わたし達は誰でも、ご先祖様から血を受けついで生きているからです。なので、夢の中で血を抜いていたのは、「次の世代へ、自分の血(生命の根源)を分け与えたい」であるとか、誰かに「自分の血を分け与えたい」という無意識下の想いを象徴的にあらわしているのかも知れません。
占いではなく、この夢を心理学的に解釈しようとするのでしたら、夢に出てきたものの個人的な連想を膨らませて、その背後にある心像を考え、そのことと現実的な心境を照らし合わせて考えれば、他にもなにか分かることがあるかも知れません。
..12/10(Wed) 22:00[949]

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