877.青いキツツキとキツネ

■--(無題)
++ コロタ 29才 女 二回目
こんにちは。すっきりしない夢を見ました。

アパートの一室でキツネが部屋にいます。青いキツツキもいます。いつのまにかキツネがキツツキをくわえて窓から出ようしています。キツネがキツツキを食べるのに驚き母がキツツキとキツネを離しました。キツネはいなくなったのですが、キツツキが部屋で暴れ、私の右腕にまとわりついたり、右腕を掴んで羽ばたいています。怖くて少し振り払ったら居なくなってました。ふと横を見ると知らない女の子が遊具で遊んでるのですが頭に気持ち悪いカエルが乗ってました。私は気持ち悪さのあまり声が出なく、やっと「カエルがいるよ」と教えてやる事ができました。取ってやる事は出来なかったです。でも女の子は気付いてない様子でした。

よろしくお願いします。
.. 6/13(Thu) 11:58

☆ 夢解釈No.877 ☆
こんにちは。
一般的に夢の中に登場する動物は、ご本人が無意識下に持っていて、普段はあまり意識に上ってこないような生得的・本能的な性格の側面が表現された心像であると考えられています。

その象徴性はご本人の連想傾向にも関係しますが、おそらくキツツキは、無意識下の本能的側面の中でも、働き者ではあるけどどこか攻撃的で落ち着きのないような、直感的な要素であるのかも知れません。

そしてこの夢では、そんなキツツキは不安定で傷つきやすい自我意識の側面に何をしでかすのか分からないような、否定的要素をあらわしているようで、右腕という合理的に何かをやり遂げようとする意志の働きを、掴んで捉え、羽ばたき、そのアパートの一室(その一室として表現するのがピッタリな、なんらかの意識のときの状態)をかき乱してしまいます。

ですがそのような出来事は、もしも母性的な心の働き(母親の心像)が機能していなかったら、キツネという本能的な知恵やズル賢さによって、青いキツツキ(かき乱すような否定的な直感)は一室の外に排除されていたはずです。

今回の夢では、あなたの無意識下の、母親のような優しい心の側面が、その一室をかき乱す原因となってしまったようです。

また、夢の中のカエルはとても象徴性の色濃い生き物であり、わたし達の無意識はその心像によって様々な要素を表現することができます。
文脈上、この夢では「人間になりたいけど、なりきれていないような人間的要素」や「生に対する動物的衝動」、「新たな意識の目覚め」などと関係があるのかも知れません。
そんなカエルは、いまはまだ未熟ではあるけど、今後成長していくであろうご本人の女性的な要素に乗っているような状況にあるようです。
.. 6/13(Thu) 15:15

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-無し-