910.古いアパートと骨壷

■--(無題)
++ yuko(39才女、初めてです)
私は夢の中で、現実と全く違う木造の古いアパート?のような建物で一人暮らしをしています。そこは変わった構造で、まず玄関が他の住人方の部屋と上下左右に重なっていて、どの玄関が誰の部屋に通じているのかよく分かりません。私の住むフロアは、私の右側に延々と和室が連なっていて、隣の部屋とはふすま一枚隔てているだけです。左側には一部屋だけ空き部屋があります。右側には人の良さそうなおじさんやおばさんが、皆仲良く楽しそうに住んでいるのですが、ある日母から電話で「あんたの部屋の隣(左)に前住んでた女の人が行方不明らしいじゃないの。もう死んでるかもしれないよ。そんな縁起の悪い所に住むのはやめたら?」と言われます。左隣の空き室もふすま一枚隔てているだけなので、私は隣室を調べます。すると押入の奥から骨の入った骨壺が出てきました。その後は警察を呼んでのちょっとした騒ぎになり、母に「ほらやっぱり!引っ越しなさい」と言われるのですが、私は何故か「私が見つけたのは骨壺であって、別に私が殺したわけじゃないよ。それは警察の人も分かってくれてるよ」と、今考えると意味不明なことを母に言ってました。

私の現在の環境は、
独身の一人暮らしで仕事で忙しく生活が不規則です。
そのことと何か関係してる夢なのでしょうか。
よろしくお願いします。
.. 1/ 1(Wed) 20:21

☆ 夢解釈No.910 ☆
新年あけましておめでとうございます。
もし間違えていたら申し訳ありませんが、あなたはこの夢を見た時期、未経験だけど興味のあることや、あまり慣れていないことと向き合っている、といった心境はありませんでしょうか?

情報量が少ないので、ここでの一般的な解釈がこの夢の場合にも当てはまるかは分かりませんが、自分の部屋は、どのようにでも好きなようにしていられる場所、ということから、夢の中のそれは、ご本人のより主体的に働いている意識活動の一つの側面の状況について、表現された心像である場合があります。

今回の夢では、現実とは違う変わった構造のアパートに暮らしていますので、この夢は、今までのご本人にとって、まだ慣れていない、いまだに未知で未分化な何らかの心の側面と向き合っているときの心境について語られていると考えることができます。

そして、左という女性的な方向から、骨の入った骨壷(一般的に壺などの容れ物は女性性を象徴します)が出てきます。

そして、この骨が人間のものだとすると、夢の中のこの「骨」という心像は、ご本人の心の中で生きてはいた時期はあるけど、とっくの昔に死んでしまった何らかのあなた自身の人格を象徴しているのかも知れません。

もし現実の生活において、手慣れていないことは特にしていないのであるとすると、この夢は、「いままで手付かずにいた未知なる心の側面としっかり向き合いましょう」という無意識からの要請なのかも知れませんね。

.. 1/ 1(Wed) 22:05

【返信レス】
++ yuko(39才女、初めてです)
挨拶が後先になってしまいましたが、あけましておめでとうございます。早速のレスありがとうございました。

意味が分からず、ただ不気味だと思っている夢が幾つかあって、この夢はその1つです。ですが腑に落ちました。ちょっとすっきりしました。聞いてよかったです。他の夢についてもまた書込ませていただきます。ありがとうございました。
.. 1/ 1(Wed) 23:08