195.シティホテル

■--(無題)
++ ミルトン 男(28)
お世話になります。今日の夢ですが、
学校の修学旅行のようなシチュエーションでして学校時代の知人となぜか会社の人も同じメンバーとしていました。
高そうなシティホテルから始まりまして、自由行動ということでエレベーターで1階におりて私は一人でホテルに隣接したショッピングモールのようなところでぶらぶら行動していました。
門限のようなものがあるようでそろそろ時間かということで部屋に帰ろうとしました。ホテルとつながっているので最初とは違うエレベーターに乗りました。知らない場所だったので自分の部屋にもどるのに非常に迷いました。
私の部屋は10階の十何号室だったかで起きてからは部屋番号は覚えていませんが走ってさまよっているうちにショッピングエリアにでてしまったり工事中の階にきてしまったりして迷子になっていました。途中案内図を見つけたので見てみたら違う棟にいたということがわかり、1階までおりて私の部屋のある棟まで行ったら最初におりたエレベーターにたどりついたので10階にいきました。エレベーターは露出しているタイプで外は夜でした。エレベーターを降りるとフードコートがあり、見たことのある人たちでにぎわっていました。そこをぬけて客室のあるところに来ると首相の福田康夫が先生役で、私が遅刻してきたとのことか、客室のエリアの大きな扉を閉めて鍵をかけようとしていました。押し戸でお互い激しく押し合っていました。私は何としてでも入ろうと福田康夫を押し飛ばして中に入りました。客室エリアではみんな引越しでもするような大掛かりな荷造りをしていて廊下は段ボール箱でいっぱいでした。
ようやく部屋に戻ったら会社の人が2〜3人いてそろそろ出発するぞとことでした。荷造りはなされていました。私自身の荷物はほとんどありませんでした。
私の部屋はシングル、ダブル、シングルのベッドがあり、エキストラベッドが3つのベッドの足元にありました。ベッドはめちゃめちゃだったので私はベッドメイクをしました。ベッドメイクをしていたときは朝でした。なぜか枕が10個ぐらいありました。チップを200円枕に入れてベッドメイクが完成して「終わった」と言ったところで映画マトリックスで仮想世界から帰ってくるみたいに目覚めました。
.. 1/12(Sat) 12:29[542]

☆ 夢解釈No.195 ☆
以前、あなたの夢は元型的なイメージによるものが多かったので、個人的な連想などはそれほど聞かなくとも解釈しやすかったのですが、今回は至っては個人的な心の層からなる夢ですので、なかなか難解ですね。
ですが、シティホテルの中で迷子になっているのは、はおそらく、「社会的な仮の態度への迷い」の比喩表現ではないかと思います。
シティホテルは、日常から離れた時間や、仮の態度、くつろぎといったニュアンスのご本人の心の全体性をあらわしていて、ショッピングモールは、心のエネルギーの貯蔵庫をあらわしているのでしょう。
そこから10階にある自分の部屋に戻らなければなりませすが、ショッピングエリアにでてしまったり、工事中の階にきてしまったりします。
工事中のエリアは、そのままですが、あなたのある心の領域は「工事中」のような状態にあるという比喩表現でしょうし、案内図は、心の模索図です。
そして、数字の10の象徴的な意味合いは、全体性、統合性、男性と女性であり、ホテルシティの10階というのは、ある心の領域を統合する場所としてあらわれているのだろうと思います。
つまり、ある心の領域をなんとか統合する過程として、迷子になり、なんとか辿り着くのです。
ですがそこにあるベッドはめちゃくちゃで、決して心は整理されていません。ベッドは休息や受身であることをあらわすので、このことは、「社会的な仮の態度でいるときは心が休まらない」ということだと思います。
そして、ベッドメイクが完成すると、目が覚め、「映画マトリックスで仮想世界から帰ってくるみたいに」というのは、通常より、劇的に、夢の世界から明確な意識が立ち上がる現実の世界に切り替わったということかと思います。
.. 1/14(Mon) 12:10[547]

【返信レス】
今回は難しそうなところご苦労様です。
たしかに私自身、社会的な仮の態度でいると心がやすまらないところはあります。
普段の素の自分でいたい、いられるところに身を置きたい気持ちはあります。
.. 1/14(Mon) 21:38[548]