465.立ち向かう

■--立ち向かう
++ まゆげ 女 28歳
1回目の依頼です。
夢の内容は次のとおりです。
「ふと気が付くと、破壊尽くされ、黒い煙や埃で太陽の光が遮られた地球に居る。風が吹いている。
黒い瓦礫に埋め尽くされた地面から、起き上がった。
両端を鋭く削られた細い棒が、体のいたるところに数多く刺さり、貫通している。
傷口からは血が出ているが痛くはない。
ふと気が付く前に見ていたのは、今実際にしている生活を送っている記憶だった。
刺さっている棒を抜きながら立ち上がる。
気付くと、回りに同じように立ち上がっている仲間が数人いる。みんな私と同じように体に棒が刺さっている。
その時思い出した。
今居る世界が現実で、普通の生活の方は過去だった事を。
戦うために、仲間と共にここに居ることを。
周りの仲間と共に、体に刺さった棒を抜きながら、傷ついた体で戦いへと向かう決意をする。
傷は痛くない。仲間と戦える事に気分は静かに高揚している。全く怖くはなかった。」
以上です。
まるで地球滅亡の映画みたいですが、そんな映画を最近見たわけではありません。
ただ印象に残っているのは、体に無数の矢のようなものが刺さっていて不思議に思った事や、血が出ているのに痛くなかったこと。
そして、仲間と戦いに向かうんだという使命感と、仲間がいて立ち向かえることへの気持ちの高揚です。
色は黒が大部分で、血の色も鮮明な赤とかではなく、暗い赤黒い感じで殆ど色味を感じませんでした。
なんでもないかもしれませんが、強く、でも静かに印象に残る夢でした。ここ2,3日寝不足で、休日に自然と目覚めた時に鮮明に覚えていた夢です。
気になったので書き込みしました。
分かりにくい部分もあると思いますが、診断よろしくお願いします。
.. 5/30(Sat) 14:46

☆ 夢解釈No.465 ☆
この夢を満足に解釈するためには、ご本人の心理学的なタイプや、私生活での心境などを考慮に入れなければなりません。あるいはもしかしたら、幼い頃から現在までの精神遍歴にまで考えを踏み入れなければならなくなるかも知れません。
ですがそのような情報はありませんので、この掲示板での一般的な解釈があなたの場合にも当てはまるかどうか分かりませんが、一般的に、夢の中の地球は、自我や自分自身を象徴的にあらわし、それは球体なので、統合のとれたマンダラのイメージさえあらわす場合があります。
そして、自分の身体も、ご本人の自我の状態について語っている場合がほとんどです。
なので率直に解釈してしまえば、この夢は、象徴的な意味で、「破壊尽くされ、黒い煙や埃で太陽の光が遮られた自我意識の状態」が表現されているものと思われます。
さらに、体のいたるところに数多く刺さり、貫通して血が出ています。
つまり、地球(自我意識の全体)は破壊され、体(自我の状態)からは血が出て大きなダメージを負っているはずなのですが、あなたはそのような精神の状態に対して全く悲観的には思っていないので、痛みはないのです。
悲観的ではないどころか、気分は高揚し、心のエネルギーは戦いへと向かいます。
「仲間と戦いに向かうんだという使命感」とは、破壊され、傷を負った精神内部の新たな“再生”の試みとして考えることが出来ます。
なので、この夢を一言で解釈すると、「破壊と再生がモチーフ(動機)となった夢」であると考えることが出来ますね。
.. 5/31(Sun) 07:24

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−無し−