参考

121.氷の精霊

■--こんにちは。
++ JULI 21歳 ♀ 学生
先日は私の夢を診断していただいてありがとうございました。依頼をした当日の夜、また夢を見たので診断をお願いしたいと思いました。
夢の内容・・・。
私は何者か(恐らく複数で、人間ではない。)から逃げなければいけない状態にあります。
理由はわからないのですが、「殺される、傷をつけられる」といったような身の危険を感じていました。
私は逃げ出す前に精霊を味方につけました。
逃げる途中で何者かに追いつかれそうになり、私はビルの壁のような窪みに隠れました。
人ひとり立って入るのがやっとの窪みでした。
もし上から見たら片仮名のコの字型の中に隠れているような状態だと思います。
そのままでは簡単にばれてしまうので、氷の精霊が壁の無い部分を氷で覆い、私を隠してくれました。
何者かは私に気づかずに通り過ぎていきました。
私はその隙にまた逃げ出したと思います。
その後はよく覚えていません。
私は学校に居たと思います。
校門と思われる柵の上に少女が乗っていました。少女はうつ伏せになり、こっちを見ていました。
少女は艶かしい、ミステリアスだといった印象でした。
私は少女を守らなければといった、男性的な意識を持っていたと思います。
以上です。よろしくお願いします。
..11/ 8(Thu) 10:53[338]

☆ 夢解釈No.121 ☆
夢の中の、“複数の人間ではない何者か”は、ご本人の中のもっとも太古的で、もっとも未分化な複数の心的要素の表象で、これは悪に近いイメージだと思いますが、あなた(分化・発達された心的要素、つまり自我)は、彼らに捕まって彼らに自我の主導権を奪われると、殺されるか傷つくかのどちらかになってしまいます。
するとあなたは、精霊を味方につけます。
おとぎ話などでは、主人公がピンチに陥ると、精霊や神のイメージに近い老人や女神に智恵を授かり、主人公はなんとかピンチを切り抜けるというシーンがありますが、この夢に出てくる精霊も、それと同じような役割を果たすイメージで、心理学では、セルフの象徴といいます。夢の中の精霊は、無意識からの使者であり、心の全体的な調和をつかさどる元型的なイメージです。
「氷の精霊が壁の無い部分を氷で覆い、私を隠してくれました。」
と言うのは、氷のように冷たい心で悪と向き合えば、困難を乗り越えられるというようなことでしょう。
そのようにして精神的な困難を乗り越えた結果、あなたが得たものは、“ミステリアスな印象の少女”という、これからあなたの心のなかで芽生えるであろう新しい女性性なのです。
基本的に、このような元型的な夢というのは、人生や精神的な大きな節目に現れるケースが多いようですので、もしかしたら、あなたも大きな節目にいるのかも知れませんね。
..11/ 9(Fri) 09:59[344]

【返信レス】
お忙しい中、続けて診断していただきありがとうございました。
人生の節目とは、やはり卒業でしょうか。
夢の少女の印象は「大人っぽい」とも言い換えられるように思うので、やはり卒業して大人になっていくという事が夢に現われたのかもしれません。
..11/ 9(Fri) 18:10[349]