250.打ち上げ花火

■--不思議な夢です
++ Coo. 21歳 女
不思議な夢を見たので診断お願いします。
環状線の走っている都会にて、時間は多分ずっと夜だったと思います。
従妹と私がちょうど環状線の下(南)に位置する場所にいました。
高いビルの屋上にあがって夜の街を見ると、環状線内に目・鼻・口と顔パーツらしきオブジェがあり人の顔になってました。
丁度私達の居た場所は口の近く。従妹と私は時計周りの環状線に乗りました。
いくつもある駅の名前の中には『目(右)』『目(左)』『鼻』『口』という駅があり、私は『目(右)』で下車。
外は真っ暗で遠くにすごく大きな鳥居がありました。
その手前、小さな汚い川の上の橋の左右に二つの鳥居。色は黒です。
鳥居の上の部分が目の形にくりぬかれていました。
月(何故か大小2つありました)の光と打ち上げ花火がすごく幻想的で携帯で写メを撮ろうとしてました。
その後は覚えてないのですが・・・
あまりにも不思議な夢すぎて、夢診断してもらいたく書き込みさせて頂きました。宜しくお願い致します。
.. 4/ 3(Thu) 12:38[715]

☆ 夢解釈No.250 ☆
はじめまして。
この夢は、全体的には、ご自身の“心の調和”を保とうとする無意識の働きによって生じたものと考えられます。
そして、この様な元型的な夢は、人生や、精神の過渡期に現れることが多いので、あなたの場合も、なんらかの分岐点に立っているのかも知れませんね。
一般的に、夢の中の夜や闇は、無意識の領域をあらわし、環状線(駅)は、人生の旅路やこれから将来へ歩もうとする意志などを象徴的にあらわしています。
南であったのは、情熱や行動力、勢いなどの心境にいたことを示しているのでしょう。
そんな環状線は、人の顔になっています。夢の中の顔は、その人の人生に対する、“表向きの態度や生き方”が顔として現れることが多く、この夢の中では、あなたが将来、これから歩もうとする人生の旅路(環状線)と、顔(表向きの態度)という2つの要素が、一つになっています。
また、一般的に夢の中の右は男性的な方向であり、右回りの環状線に乗ったのは、現実において、あなたは将来に対して男性的な生き方を望んでいるということかも知れません。そして、目は洞察力などを意味することが多いので、右目で下車というのは、あなたは将来、男性的な精神の立場から、何かを“見抜こう”という気持ちがおありなのかも知れないと思いました。
.. 4/20(Sun) 21:45[726]

☆ 夢解釈No.250の続き ☆
そして、ここからが元型的(原始心像)のイメージが現れます。
夢の中の川は、“違う世界へと分けるもの”というニュアンスで現れることがあり、その上の鳥居は、神聖な無意識への通路をあらわしているのでしょう。
その先にあるのが、神聖なイメージを伴なう精神の世界です。
そして、月は、(母性的な)無意識の闇を照らす直感的なものの象徴です。恐ろしいはずの無意識(夜)の世界を、母性的な光で照らしているのです。
“2”は、女性の数とも言われ、月が2つあったのは、きわめて母なるもののエネルギーが強かったのかも知れません。
花火は、ご自身の心の調和を保とうとしている無意識による働きであり、心の全体性、調和、秩序と関係があり、花火は、火なので、非常に精神的なものであり、無意識的なものの意識化や、なんらかの心的要因の開花とも関係があるでしょう。
この掲示板では、限られた少ない情報量で解釈しているので、詳しいことまで探求できませんが、現実の生活と一緒に考えると、もう少し面白い解釈が出来るかと思います。
.. 4/20(Sun) 21:46[727]