450.殺す道具

■--4度目の投稿です。
++ かよ 31歳
また気になる夢を見たので、診断よろしくお願いします。
  私は、狭い路地を走るバスの左側一番前の座席に座っていました。運転手の後ろ姿に不気味なものを感じた途端、運転手が自動運転に切り替えました、すると、バスは狭い路地を速いスピードで走り始めました。曲がり角の度に塀などにぶつかるので、危険を感じ、後ろの座席へ逃げようとしました。振り返ると、後ろの座席からナイフを持った少年が襲いかかり、私を殺そうとするのです。私が必死で抵抗していると、私は急に場面が代わり、その少年の家にいました。そこは、平屋の古い文化住宅のような家でした。4畳半くらいの和室に、少年と30歳前後の母親、そして赤ん坊がいました。彼らは父親(母親の夫)を置いて家を出る準備をしていました。私は、部屋の隅に畳んであった白い布団のところにいます。すると、父親が帰って来た気配がして、みんなが慌て出しました。私は、開け放している押し入れのような場所に横たわって隠れました。私は恐くてたまらなくて、息を潜めていました。「どうしよう、見つかってしまう」と思っていたのですが、知らない間に母親が布団で私が見えないようにしてくれていました。ほっとしたのも束の間。目の前にナイフが現れました。父親に見つかってしまったのです。
  するとまた場面が代わり、私はコンクリートむき出しのお風呂場を除いています。壁や床に無数の小さくて黒くうにょうにょしているものがくっついていました。私はナメクジだと思い、気持ちが悪いと思っていると、私の死んだ祖母が来て、「これは魚だよ。」と言いました。よく見ると、本当に魚で、その中の一匹は金色の鱗の魚でした。祖母と私は、シャワーで魚たちを排水溝に流し、逃がしてあげました。
長くなってしまいましたが、こんな夢でした、ナイフと書きましたが、実際はバターナイフのような切れなさそうなものでした。でも夢の中では本当に「殺す道具」だと感じ、本当に恐かったです。
診断よろしくおねがいします。
.. 5/17(Sun) 21:21

++ かよ 31歳
性別を入れ忘れていました。
かよ/女/31歳 です。
.. 5/17(Sun) 21:30

☆ 夢解釈No.450 ☆
おそらく、この夢の全体の文脈は、
「社会的に前に進む集団の感覚に、精神的危険を感じる」
すると↓
「劣等な男性的側面の領域に入り、精神的危険が続く」
すると↓
「情緒のニュアンスのある無意識の表層で、生命エネルギーの価値基準に変化が生じる」
という一連の流れを示しているように見受けられます。
つまりこの夢は、外的な意識の働きから、だんだん内面的な無意識の深いところへ移り変わっていく過程をあらわしているのでしょう。
はじめの場面では、バスという外的な社会的集団の中で、前に進むことの困難さからはじまり、それが、少しずつ、心の内側に向かっていき、最後の場面では、無意識下の心の生命体を、ナメクジのように気持ち悪いものと思っていたのが、実はそれは、金の鱗の魚という価値のあるものだと気が付くほどまでになります。
つまりこの夢は、外的な現実にもまれていくことによって、心の中の要素の価値に気付いていくプロセスをあらわしているのでしょうね。
.. 5/19(Tue) 17:16

【返信レス】
++ かよ 31歳
診断ありがとうございます。
今の状況は、現実社会に対してネガティブなイメージを 持っていたのですが、無意識の部分では価値あるものに目を向けようとしているのかな、と思い、少し視野が広がった気がします。ありがとうございました。
.. 5/19(Tue) 23:36