35.過去の恋人

■--今でも好きな過去の恋人
++ coco 女
元彼といっしょに旅行に行く夢です。見たこともない、全体がピンク色の空で、少し寒く空気が澄んでいる巨大な公園を歩いています。どこかの建物にはいると、ホールのようなところで彼がギターを弾きだして、彼の隣には会ったことのない女性のミュージシャンがいるのですが、なぜか私はずっとその人が実は女装した男性のように感じているのです。それから彼が私のところへきて、その女性のことがとても好きだと告げるので、私は胸が苦しくてたまらなくなりました。その後、また二人でそこを出て、なにか展望台のようなところに彼は私をつれていきます。大きな窓があり、空一面のピンクと、眼下の街のひかりがあまりにきれいな息をのむ絶景だったので、いつのまにか、私の悲しみは消えていました。
.. 8/24(Fri)

☆ 夢解釈No.35 ☆
夢の中の旅行は、人生の旅路というニュアンスがあり、ご本人が人生において何をしようとしているのかということを象徴しているはずです。そして、建物の外観は体を、その中は精神をあらわしているとすると、あなたにとって大切な旅路は、自分の精神世界を覗くことにあるように感じます。
そしてその中には女装をした男性のようなミュージシャンがいるのですが、おそらく彼は、ご本人が持つ未分化な男性的な側面が人格化したもので、ミュージシャンなので感情表現を得意としています。
ですが、そんなあなた自身の男性性は、他の人が好きだと言うので、ご自分の無意識に潜む男性性を自分のものとするにはまだまだ時間がかかりそうですね。
展望台は、自分の精神に基準に合わせて外の世界を見ようという態度をあらわしていて、ピンクの空は、そんなあなたの心模様をあらわしています。
そして、きれいな街は、これから遭遇するかも知れない、社会的な可能性を象徴しているのだと思います。
この夢は、建物の中(精神の中)では胸が苦しくとも、建物の外(外的な世界)には希望のひかりが輝いている、という心境を告げているのだと思われます。

【返信レス】
彼と、女装をしている男性に見える女性が、実は私自身の内の男性性を表すということはとても納得がいきました。そして内では胸が苦しいまま、外で輝くことができるということも興味深いです。私は今、変化の激しい時期にいて、そのことでかかえてしまった問題を説く鍵になったようです。悩みが軽くなりました。ありがとうございました。