692.共同霊園

■--初めての依頼です
++ 黒にゃ 女性 24歳
はじめまして。早速ですが診断をお願いします。
初夏のような爽やかな風が吹く昼。
すっきりと晴れた青空、青々しく茂る山の木々に囲まれた共同霊園。
その一角にある祖父母が眠る墓石の前に、自分ひとりがたたずんでいます。
客観的に自分を見ているのではなく、完全に自分自身の目線です。
その時の心情は、”無”に近かったです。
祖父母の墓参りをしている(故人を偲んでいる)という感じでもなく、ただ、風の吹くまま緑の揺れる美しい山や霊園全体、墓石を無心に眺めている感じ。
これは架空の場所ではなく、鎌倉霊園という場所で、夢で見た風景も間違いなく祖父母の墓石の前に立った時に見える景色です。
この前後の記憶はありません。フェードイン・フェードアウトするようにこのヴィジョンが見えそしてそのまま終わり、すっと目が覚めました。
夢自体がすごく短く、動きも何もないものなので(感覚的には数分、霊園に立っていて終わったような…)、診断が難しいかもしれませんが、宜しくお願い致します。
..11/10(Wed) 23:01

++ 黒にゃ 女性 24歳
↓先入観を与えてしまうかもしれないので書くべきか迷いましたが一応記載↓
うちは所謂”旧家”というやつで、私は若造ながらその祖父母(父方です)を含め戦国時代より更に先までの家系のルーツなどを独自に研究し、まとめています。
ゆくゆくは、本とまではいかずともちゃんと簡易冊子にして親族・子孫に伝えていけたらと思っています。
しかし現地と居住地が遠いため思うように現地調査が出来ないことへの大きな焦りや悔しさ、そして反対に「次現地へ行ったらはあそこを調べよう」「誰に会って話を聞こう」という期待やドキドキ・ワクワク感を常に抱いています。
男子のいない家ゆえ私が家を継ぐことになるので、その誇りと後世に伝えなくてはいけないという責任感があるからです。(私は次女ですが、姉は当家にあまり関心がないのか、嫁に出ると昔から言っています)
そんな自分の環境もあり、祖父母(をはじめご先祖様(こちらは墓所が別の場所です))からの何かメッセージなのかな、と自分では勝手に思いつつも、よく分からずにいます。
連日の多忙や元々の不眠症による睡眠不足の中やっと眠れた1時間後の出来事です。
目が覚めた時は凄まじい眠気だったにも拘らず、心がざわついてるような逆にすっきりしているような妙な感覚に陥りいてもたってもいられずこうして起きてしまいました(笑)
色々な夢占いのサイトを巡ってもよく分からず、その末にこちらを紹介しているブログを見つけ早速来てみた次第です。
..11/10(Wed) 23:01

☆ 夢解釈No.692 ☆
「祖父母は墓所が別の場所」とのことですが、夢に出てきた「鎌倉霊園」とあなたは、どのような関係でしょうか?
また、その鎌倉霊園を思い浮かべたときに、どのようなことを連想なさるでしょうか?
この夢は、元型的な要素と個人的な側面の両方がとても色濃く関係しあっており、そのために、
「目が覚めた時は凄まじい眠気だったにも拘らず、心がざわついてるような〜」
という鮮明な感覚を残したものと思われます。
普通、ご先祖様や墓参りなどにはあまり関心のない人が墓地の夢を見た場合、それは情緒性の欠落感や、内的世界の不毛感などをあらわす場合があります。
ですが、あなたの場合は明らかにそうではなく、夢の中の霊園は、歴史的過去に導かれるような心情と内的な深みへの価値のある何らかの表象が関係しているはずです。
この夢を心理学的に解釈するためには、まずは、夢に出てきた場面がどのような連想の糸と結びついており、どのような心像風景であったのかをもう少し調べる必要がありますが、ここではそれらの情報がありませんので、詳しい解釈は難しいです。
また、夢は心のメンテナンスのために生じる生理的な現象ですので、「睡眠不足の中やっと眠れた1時間後の夢」ということは、この夢は、それまでに溜まっていた無意識の仕事が一気に意識領域にまであふれ出てきてしまったかのような印象がありますね。
..11/11(Thu) 16:44

【返信レス】
++ 黒にゃ
早速のお返事ありがとうございます。
私の書き方が悪かったみたいでごめんなさい。
祖父母が眠るのが鎌倉霊園で、それ以外のご先祖様は違う場所(本家菩提寺)という意味でした。
鎌倉霊園、祖父母のお参りから連想するもの・ことですが、やはり最初に書いた通り、「本格的に先祖の功績をまとめたい(彼らについて知りたい)」という焦り、そして「偉大な彼らに倣い誇れる人間でありたい。彼らが誇ってくれる子孫でありたい」という決意・願望、日々精進しているとはいえこの歳になってまだ理想とする自分に少しも近づけていない「自分はここで何をしているのか、何を立ち止まっているのか」という存在意義への疑問や自分への不満などの内面的・感情的なことを考えることが多いです。
そして私が幼少時から尊敬する人物が源頼朝公ということもあり、お墓参りがあれば頼朝公のもと(鎌倉)へ行けるという俗物的な気持ちも少々…(笑)
私にとっての鎌倉霊園(鎌倉という土地)はそういうものです。
..11/12(Fri) 02:35