1120. タクシー

タクシーでぼったくられる夢
りこ
25歳、女性、2回目、東京

お世話になっております。
タクシーでぼったくられる夢についてです。
私は財布に2000円前後入れた状態でタクシーに乗っていました。
夜間で割増料金でしたが、それでも1000円あれば充分な距離だったと思います。

途中まで行ったところで「ちょっと散歩しましょう」と運転手のおじさんに言われて土手のような、岩場のゴツゴツしたような上り坂を歩いていました。

しばらくしてタクシーに戻り、メーターを見ると1万円を超えていたのです。
運転手にどういうことか聞くと「このタクシーは距離じゃなくて時間でメーターが動くんです」とのこと。つまり土手にいた時間も加算の対象になるとのことでした。

私が「そんなの聞いてない!ふざけないでください!」と抗議したところメーターは戻り目的地の手前で下されました。

職場の人にかなり理不尽なことで怒鳴られていたので、夢の中の運転手に怒鳴ることでストレス解消しようとしてたのかもしれません。

今回の夢は男性の先輩は出てきませんでしたが、何か関係もあるのでしょうか?
. 2018年05月30日 (水) 14時08分

☆ 夢解釈No.1120 ☆

りこ様「タクシー」

この夢の場合にも当てはまるかは分かりませんが、基本的に、夢のなかの自動車は、人生の道のりを前進しようとする男性的な内的なエネルギーをあらわしている場合が多く、タクシーは社会や公共の場において、人生を前進させようとする内的なエネルギーを意味していると考えられます。
ですがタクシーは、基本的に運転を運転手に任せているので、自分のスキルで人生を進めようとしているような状況にはありません。

途中で上り坂を歩いていたのは、おそらくですが、根気の必要な人生の寄り道や、あるいは努力が必要な趣味や習い事などをあらわしているのかも知れません。

そして夢のなかのお金は、様々な意味合いがあるので何とも言えませんが「支払えば見返りが帰ってくるかも知れない愛情や豊穣」などを意味する場合があります。

つまり、最後のぼったくられそうになる場面は、もしお金を取られてしまっていたら、心がそれだけ枯渇してしまう危険性が出てきます。
しかし、怒って抗議したところ、お金を取られて心は枯渇せずにすみますが、目的地の手前で下ろされることになります。

現実でたまったストレスを夢のなかで発散することはよくあることですので、現実に怒鳴られたことと関係していても不思議ではないと思います。

>今回の夢は男性の先輩は出てきませんでしたが、何か関係もあるのでしょうか?

夢に登場する全ての心像は、男性的か女性的かのどちらかに分けることが出来るのですが、前回の夢も今回の夢も、男性的な心の側面に関わっていると言えます。

ですが、タクシーに乗ることは、運転手に任せっきりという意味で、どこか受動的で女性的な立場に身を置いているようなニュアンスもあります。
前回の夢では、結局男性的な要素との統合までには至らず、今回の夢も、自動車という男性的な道具を自分の手で動かしてはいません。

つまり、今回の夢も前回の夢も、男性的な要素は登場するのですが、それを自分のコントロール下に置くことは出来ずにいるようです。
いつか「自分の無意識下の未発達な男性的要素を自分のものとしている」と解釈できるような夢が現れれば良いですね。
いかが思いますでしょうか?

この夢を詳しく解釈するためには、私生活での心境や心理学的な性格類型などの情報を必要とします。
.. 2018年05月30日 (水) 21時48分

【返信レス】

- 無し -