018.まっすぐな道で元彼と

まっすぐな道で元彼と。
サッポン
33歳 女性 会社員

[夢の内容]
元彼と知らないお店のすぐ前で(でも付き合っていた頃に二人でよく行っていた服屋さんにも似ている感じのお店なんです)まっすぐな道に座って話をしていました。話の内容はもう会わない。会っても意味がないから。と言われ私は泣きながら怒って元彼にせめていました。元彼は泣きながら私に謝っていました。私たちの座っていた場所はちょうど道の真ん中辺りで片方はまっすぐに続いていて片方は落書きのいっぱいされた壁で行き止りになっていました。

☆ 夢解釈No.018 ☆
はじめまして、ドリームのサイト作成者です。
送っていただいた夢を考えてみたので、参考にして頂ければうれしく思います。
夢の中の道は、いままで歩いてきた人生や運命の道筋、あるいは、これから歩いていく人生の道筋を表すことがほとんどです。そのことから単純に考えてしまえば、夢の中の道がまっすぐなのは、あなたがいままでまっすぐな生き方をしてきたことを意味しているのかもしれませんね。
そしてその道のすぐ前には、知らないお店があります。お店は、あなたの心の全体性を表していて、そのお店が知らない(実在しない)お店なのは、いまのあなたの心の全体性を表すのに、実在する数多くの建物でピッタシなものが無かったため、無意識は自分でそのお店(意識の全体性の象徴)を作り上げるしかなかったのでしょう。そのお店に対し、あなたは、「元彼と付き合っていた頃にふたりでよく行っていた服屋」を連想しています。
洋服は、ペルソナといって社会や対人関係においての表面的に装った仮面のような心理状態を表し、洋服屋は、そのようなニュアンスを持つ、いまのあなたの心の全体性を表しています。
そして、そんなお店の前の道で、あなたはなにをしていたかというと、元彼と座って話しをしています。そこで座っているのは、いままで歩いてきた人生の道のりで、座る(休む、落ち着く、腰を据える)必要があった所だったからなのかもしれません。
夢の中で、元彼に、「もう会わない。会っても意味がないから」と言われたのは、あなた自身が、心のどこかでそう思っているからではないでしょうか。そして、そう思っているあなたの男性的な側面、男性性に対して、あなたは泣きながら怒って、攻め立てています。夢の中で泣くのは、それだけ熱意があることを意味し、ストレスを発散していることをも意味しています。
元彼に対し、どこか精神的にふっきれてきた時期に、この夢を見たのではないかと思います。
ですが、送っていただいたこの夢の文章は、一番大切なことが書かれていないのです。
一番大切なところが抜けているので、結論が出せません。
つまり、まっすぐに続いているほうの道と、落書きのいっぱいされた壁で行き止まりになっている道は、どちらの道が右側か左側か、あるいは、自分からみて、どちらの道が前にあるのか後ろにあるのかで、解釈が大きく変わってくるのです。
もし、落書きで行き止まりの壁が、前に続く道に立ち塞がっているのであれば、とても肯定的な解釈はできません。それは、この先の人生の道のりが、落書きのようにメチャクチャで、心の整理が付かず、行き詰っていることを暗示していますが、反対に、もし、後ろに落書きの壁があるのであれば、過去はそうであったがこれからの人生の道のりは、まっすぐに開けていることを暗示しています。

2007年03月29日