467.バンジージャンプ

■--バンジージャンプ?
++ 金の時計 男 35歳
初めての依頼です。よろしくお願いします。
赤っぽい壁の洞窟のような場所の中で、女性が2人、計測器などを使って何かを調べている。その女性は知らない人たちで、どうやら自分の部下らしい。そして自分は社長で偉そうな態度で計測中の2人を視察しに来る。すると視察していたはずの自分は、女性たちによって背中に太いゴムのようなものを取り付けてもらい、洞窟の突き当たりに立つ。そこは下が深い穴のようになっていて、自分はそこからバンジージャンプをしなければならない。部下らしき女性が「社長が自らやらなくてもいいのに・・」と言うが、社長である自分は「私が率先してやらなけばならないのだ。」と言っていきなり穴の中へ飛び込んでしまう。
  穴は狭く、落下しながら何度か穴の壁に激突するのだが、壁は思ったより柔らかく、痛みは感じない。落下中はまったく恐怖を感じなかった。
  穴の底の方で、背中に付けていたゴムがピンと張って落下が止まるのだが、ゴムだと思っていたのは実は普通のロープのようなもので、落下が止まる時はやや強めのショックを受け「なんだゴムじゃないのか・・」と思う。
  穴の底にはまた穴が開いていて、その穴の中はどこかの駅の改札の前あたりのような場所が見えた。大勢の人が絶えず行き来していた。(会社や社会を象徴しているように感じる。)自分はその穴から見える風景にはまったく興味を示さず、「このままでは終わらないぞ」と思って背中に付いているロープをつかみ、穴の上に向かってよじ登りはじめたところで夢が終わる。
  この夢を彼女に話したら「まるで出産みたいね」と言われました。その彼女との間には自然流産してしまった子供がいます。ちなみに、実際にはバンジージャンプにはまったく興味はありません。
.. 6/ 1(Mon) 03:32

☆ 夢解釈No.467 ☆
ここでの一般的な解釈が、この夢の場合にも当てはまるかどうか分かりませんが、一般的に、夢の中の知らない女性は、ご本人が持っている劣等な女性的側面が人格化された像であると考えることが出来ます。
それもその女性は部下という立場なので、ご本人の意思によってある程度コントロールが可能な、自分自身の女性的側面をあらわしているのでしょう。
そして、世界中のおとぎ話などでもよく示されているように、一般的に、そのような男性の中の女性像は、心の深みへの(無意識界への)案内人という立場で登場する場合が多くあります。
なので、夢の中のその洞窟や穴を、普段はご本人にも気付いていないような無意識の領域への入り口のようなものをあらわしていると仮定すると、「部下の女性が計測器で何かを調べている」とか「背中に太いゴムのようなものを付けてもらう」ということにより、自我は内的な探索(内省)をしやすくなったはずです。
なのでこの夢からは、世界中の昔話によって表現されているような普遍的な心の働きを垣間見ることができますね。
そうして穴に落ちていくと(つまり、無意識の領域へとダイナミックに下降していくと)、駅の改札の前のような場所が見えます。駅は多くの人が行きかう場所なので、ご本人が言うように、会社や社会のような要素を象徴いしているのでしょう。
ですが再び、無意識の闇(穴の下)から、光の当たる明るい意識の領域(穴の上)へと、いつもの自分らしい意識の状態へと帰ろうとします。
この夢は、「私が率先してやらなけばならないのだ」という気持ちからみても分かるように、もしかしたらあなたは、現実の生活において、自分自身の内面と向き合って、内省しなければならないような心理的状況に立たされているのかも知れないと感じました。
.. 6/ 3(Wed) 07:01

【返信レス】
++ 金の時計 男 35歳
こんばんは。
丁寧に診断していただきありがとうございます。
自分自身の無意識の世界に社会・会社という世界があり、夢の中で深層心理の世界を探検したような夢だったということのようですね。
「現実の生活において、自分自身の内面と向き合って、内省しなければならないような心理的状況に立たされているのかも」
の部分は、確かに当たっているように感じますが・・
何か少し違うような感じもします。
また、気になる夢を観たら相談させていただきます。
.. 6/ 5(Fri) 23:48