377.火柱

■--(無題)
++ 愛子 女性 35歳
私と父、母の三人が建物の中の部屋にいる時、電話がかかってきて「状況を話してるヒマはない、とにかくすぐ逃げろ」と言われます。窓から外を見ると、ナタを持って建物を壊している暴徒たちがいます。私は父に部屋の鍵をかけるように言って、窓から配水管のようなパイプをたどって外に逃げます。その際、父母に私の後についてくるように言ったのですが、二人は降りてきません。下に降りると姉が子供を抱いて待っていました。父と母が心配で、何度かさっきまでいた部屋を見上げますが、父母は降りてこず、部屋のドアが破られる音がしたので、やむを得ず姉と二人で逃げます。逃げる際、警官が軍隊かわかりませんが、誰かに守られながら建物の中に逃げ込みます。(後ろからは暴徒が追ってきています。)
この建物の中なら暴徒は手出しできないから大丈夫と思っています。そこには同じように逃げてきた人がたくさんいました。 姉が抱いてる子供は顔にやけどを負っていましたが、今の医学なら大丈夫と私が姉に言っています。 その後、窓の外で音がして火柱があがっているのが見えました。それを見たとき、人が焼かれたと思いました。そして、自分だけ逃げたことに対する、父母への罪悪感と、二人がどんな苦しい、悲惨な最期をとげたのかと思うと、恐ろしさとやりきれない気持ちでいっぱいになっていて、「お父さん、お母さん」とつぶやいた所で、夢からさめました。 さめた後も、嫌な気持ちと恐ろしさでいっぱいでした。 その後、しばらくしてもう一度眠ったのですが、何かから逃げてるような夢を見ました。こちらははっきり覚えていません。
両親になにかあったのでは、と思うほど、起きた後も胸騒ぎがする夢でした。 夢からさめるときも、ゆっくりではなく、突然パチッと目が開くという感じでした。
なんだかとても嫌な夢だったので、どういうことなのか知りたくて書き込みをいたしました。
よろしくお願いします。
.. 2/12(Thu) 16:08

☆ 夢解釈No.377 ☆
この夢は、日常の生活において、ご本人が意識の外に切り捨ててきた「複雑な感情群の複合体」という心の問題と関係があると思われます。
日常の生活のなかで、過去からの長い時間を経て、心のどこかで、「なるべく意識しないように」と普段は意識領域から追い払い、今ではすっかり無意識下に沈んでいた複雑な感情群が、眠りに付いて自我の規制が弱まったときに、まるで無意識下から強烈に溢れ出るようにして、そのような夢があらわれたかのような印象を受けます。
なのでこの夢を解釈するには、夢のなかに現れた様々な人物や物事に関する連想を掘り下げていき、ご本人が過去から引きずっていると思われる何らかの、「無意識的な感情群の塊」の問題を考慮する必要がどうしても出てきます。
ですが、一般的に、夢の中で父母がいなくなってしまったり、死んでしまったりすることは、ご本人にとって父母からの保護の象徴的な死を意味する場合が多く、それは、精神的な自立と関係しています。なのでこの夢は、悪夢ではあったかとは思いますが、今では精神的なレベルでは、父母から自立していることが示唆された夢と言えます。
.. 2/13(Fri) 15:05

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