771.死んだ人の道

■--奇妙な夢
++ NATSU 女 23歳 1回目
初めまして。よろしくお願いします。
奇妙な夢を見た物で気になりインターネットで検索していたところたどり着きました。
私は実家の実在する1級河川のそばの道路にいた。
その川のがなんらかの理由で氾濫すると誰かに言われる。
今更逃げるよりここは土地が高いからここにいたほうがいい!と思ったが水はどんどん増えてきて私の足もとに迫る。
偶然そばにいた見知らぬ男の子(小学校低学年くらい)をつれて近くにあったトラックのコンテナの上に逃げた。
すると「こっちのほうが高いよ」という知らない女の人の案内で同じコンテナに捕まっていた男女6〜7名が、その道路の裏の山(実在する山です)を登って行った。
私は一緒に逃げた少年の手を引いている。その山はじめじめしていて、しかし気持ち悪くななく、とても綺麗な印象だった。
ただ小さなカエルがたくさんいて、踏みつぶさないよう木の切れ端で足元を払いながら歩く。しかし数匹は避けきれず踏んでしまい気持ち悪いと感じた。
「こっちのほうが高いよ」と氾濫から逃してくれた女性に案内されるがまま、有名な小川を2つ回った。
この時には氾濫のことはすっかり忘れている。(実在する川だった気がしますが良く覚えていません)
なぜか15分くらい山の中を歩くと別の場所にあるはずの川にすぐたどり着く。
3つ目の川だけ覚えていて、さらに15分くらい山を歩いたら伊勢神宮の内宮の五十鈴川の、観光客が手とか洗うのと反対側のほとりについた。
なぜこんな徒歩でお伊勢さんにすぐ着くのだろう!すごい!と思っていて、一緒に行動した他のみんな川の水飲んでたから私も飲もう、と思った。
しかし、となりにいたお姉さんは飲んでいなかったから 「飲まないんですか?」と聞くと「こっち側から来たのに飲めないでしょ」と言われた。
その瞬間「あっ!!こっち側って死んだ人の道だ!!だからお伊勢さんまで歩いて15分とかなんだ!! 観光客とは反対側のほとりなんだ!!
飲むのやめなきゃ!!! 」
……というところで目が覚めました。
現在実家に祖母、母、弟を残し、私は県外で一人暮らしで働いています。
最近伊勢神宮や、地元の川や、蛙について特に意識したことがないだけにすごく奇妙な夢に感じ、質問させていただきました。
長文になりましたが、よろしくお願いいたします。
.. 2/ 7(Tue) 23:40

☆ 夢解釈No.771 ☆
はじめまして。
「家族を残し県外で一人暮らし」とのことですが、あなたにとって今の生活はどのようなものでしょうか?
また、精神的に自分を変えていきたいとか、変わるべきときであるといった感覚などは、おありでしょうか?
と言うのは、この夢は一見したところ、外的な現実での生活と、内的に変わろうとする無意識的な過程の二つの面が色濃く関係しているような印象を受けるからです。
夢のなかで、心のとある側面の劇的な変化の前触れ(川の氾濫)により、死者が通っている山道などを歩きます。
夢のなかの死者とは、ご本人の人生において、今まで育ててこなかった何らかの性格の側面であったり、ご本人が押し殺してきたような自分自身の性格の要素、という意味合いがあり、山道や小川は、そんな死者が通っている心の道、という意味合いがありそうです。
それは、無意識という本人にも気付いていない自分自身の何らかの性格の側面であり、現実の生活において、「生かされていない」心の要素が通る神秘的な内的な道であるように思われます。
また、一般的に、カエルは水(無意識)と陸(意識)を自由に行き来できる生き物ということから、死者の道にいたカエルは、普段、意識の領域まで這い上がることが可能な、気持ちの悪い動物的・本能的な何らかの心の働きを象徴しているのでしょう。
この夢は、
「心のとある側面の劇的な変化を果たすためには、生かされていない性格の要素と向き合わなくてはならないぞ」
と語っているかのように感じられます。
それは、「死者の道」として表現するのが一番ピッタリな、内的な深い水準での何らかのプロセスを意味しているのでしょう。
.. 2/ 8(Wed) 11:47

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