126.実験施設

■--(無題)
++ はちうえ 35歳 男
最近、ある歌手の歌を聞いて以来、穏やかで暖かく
そして切ない気分が襲ってきました。
その3〜4日後に見た夢です。
夢の舞台は実験施設のようなところ。
自分は男女2人とチームになってそこの警備をしていた。
そこに冷たい感じのする30〜40代ぐらいの女性がいて襲い掛かってきた
自分たちは彼女が実験体だと言うことを知っていて排除することになった。
なかなか手ごわかったが倒すことが出来た
次は白いメイド服のようなものを着た幼女が現れた。
一見無邪気そうで白いオーラを発していた。
問答無用で襲ってきたのだが、恐るべき強さでまったく歯が立たない。
戦いのなかでこの幼女がさっき倒した女の真の姿だと気付く。
逃げながら、倒す方法を探すがみつからず途方にくれていたのだが
何故か施設内の部屋で一人の女の子が遊んでいた。
幼女はその女の子に近づいていって遊び始めたので
その間に弱点らしいことを思いついたので行動してみた。
結果は失敗。しばらくして幼女がそこに現れ今までと
まったく違う力で攻撃してきた。
メンバーの2人とそこにいた研究員は逃亡、自分だけで対峙する事にした。
圧倒的劣勢、万事休すかというところで目が覚めた。
自分は今抱えてる気分を不可解なものと捉えています。
そういう思いがこういう夢を見せているのかもしれない
とは思いますが何か違う意味もあるのかな?とおもい
書き込んでみました。
..11/ 9(Fri) 09:38[343]

☆ 夢解釈No.126 ☆
なかなか解釈に困難な夢ではありますが、この夢を診るかぎりでは、おそらくあなたは、「試行錯誤しているような意識の状態を守ろう」といった心境にあるのかも知れないと感じました。
と言うのは、ご自分の中で煮詰め、色々と試行錯誤をしているという意識の全体性が、夢の中では「実験施設のようなところ」として現れ、そして、そのような意識の状態を守ろうという気持ちが、「警備をする」という状況で現れたのではないかと考えられるからです。
すると、実験体の女性が現れますが、これは、ご本人の未分化な女性的な側面が人格化されたものであり、無意識下のそのような側面は、意識にとっては実験すべき対象のようです。
このことは、あなたにとってアニマの機能はまだまだ未開発にあるということを意味しているのでしょう。
アニマとは、ご本人の情緒を生み出す機能などを持っています。
そんなアニマは、あなたのとっては謎なので、本当は、実験して色々調べなければならなりません。ですがあなたは、実験をせずに、彼女を倒してしまいます。
このことは、実験して理性によってアニマを理解するということを放棄して、自分の中の、情緒を生み出す機能(アニマ)を押し殺そうとしているということを意味していて、決して良い状態とは言えませんが、そのアニマは倒されたことによって“幼女”という、さらに元型的なアニマの心像へと変容します。
この元型的なアニマのイメージは、感情機能が未分化でいらっしゃるあなたにとっては全く歯が立たない相手なのでしょう。
もし、彼女によって自我が飲み込まれてしまったら、何らかの情緒に取り付かれてしまうかも知れません。
このことは、現実に、
「ある歌手の歌を聞いて以来、穏やかで暖かくそして切ない気分が襲ってきました。」
ということに関係があるのかも知れません。
..11/11(Sun) 21:03[351]

【返信レス】
お忙しいなか不可解な夢の解釈ありがとうございました。
この夢を見る前後あたりから、もともとの自分の心と
感情的で開放的な幼い心の2つの心が自分の中に同居
しているような感じで、もともとの心で後者を懸命に
押さえつけているという状況です。
そして、その押さえつけたものがいつ噴出すか不安
に駆られてるところにこの夢を見たので、このまま
では、自分が自分でなくなるということなのかな?
とこの解釈を見て思いました。
..11/11(Sun) 22:00[352]