926.おばさんと戦う

kafk 22歳 女性 8回目
お久しぶりです。
水が流れている地下トンネルには壁沿いに鉄製の細い足場がつくられていて、私はその足場を走っています。
何かの授業を受けているようで、走るのは二人一組と決められていました。私と組んでいる一人の他にもう一組授業を受けている人がいて、そちらの二人は水の上を直に走っていました。
全員が白い服を着た女性で、手には刀を持っています。
トンネルを進んでいくと、おばさんが現れました。そのおばさんは十本の指先すべてが包丁になっていて、にたにたと笑っています。私はこのおばさんと戦う事が授業の課題だと思ったので、おそってくるおばさんに刀で応戦しました。私とペアを組んでいる女性も、おそいかかってきた誰かと戦っているようでした。
何度か切り合っているうちにおばさんは倒れ、うずくまって動かなくなりました。
私は太ももが切り傷だらけになっていて、血が出ていました。
トンネルの外につながる窓から教師が顔を出して、私に向かって何か叫べと言うので、思いっきり「痛い!」と叫ぶと一緒に授業を受けていた三人の女性はおかしそうに笑っていました。
うずくまったおばさんを見ていると、いきなり白い文字が目の前に現れてゲームのコンティニュー画面のようになったところで目が覚めました。
包丁を持ったおばさんはよく夢に出てくるのですが、いつもはそのおばさんから逃げているうちに目が覚めてしまいます。戦うというのが初めてだったので気になりました。
何度もすみません。よろしくお願いします。
2014/04/25/(Fri) 05:09:45

☆ 夢解釈No.926 ☆
お久しぶりです。
「いつもはそのおばさんから逃げているうちに目が覚めてしまいます」
とのことですが、おそらくそれらの夢と今回の夢は、「シャドウコンプレックスの接近」という同じようなテーマを持っていると思われます。
ご存知かも知れませんが、心理学で言う「影」とは、あなたが幼い頃から育ててこなかったために未発達のまま無意識下に影を潜めている何らかの劣等な性格の側面のことを言います。
そして地下のトンネルは、この夢の中で無意識の心の領域に足を踏み入れていることを意味し、(そこは基本的に未知なため、どのような恐ろしものが潜んでいるのかよく分からないのが普通なのですが)そこにはすべての指が包丁になっているおばさんが出てきます。
一般的に夢の中の指は、「なでる」「いたわる」「優しく触れる」などの連想から、愛情をあらわす場合が多いのですが、愛情表現ができるはずのその指は、酷く野蛮で鋭利な包丁になっています。
このおばさんは、もしかすると、普段日常の生活において感じている不安などの否定的な感情とも関係しているのかも知れませんので、自分自身を知って心の問題と向き合うために、夢の中では一つの勉強(授業の課題)として、無意識下の最も否定的要素と向き合い、戦わなければなりません。
いままでは逃げているうちに目が覚めてしまっていたことを考慮すると、この戦いは途轍もなく大きな進歩と言えます。 というのは、私たちは誰でも、影(シャドウ)を持っており、影と向き合うことで精神的に成長していくからです。
2014/04/25/(Fri) 21:45:18

【返信レス】
kafk
解釈ありがとうございます。
夢が終わって目が覚めたとき「ついにやったか」という達成感がありました。
おばさんのことは自分が直視したくない過去や事実を請け負ってくれている存在だと思っています。
嫌な事を押し付けられた自分の一部がおばさんという形になって「認めようとしていない何かが自分の中に存在しているんだぞ」と知らしめに来ていると解釈していました。
なので達成感を抱くと同時に、おばさんという警笛を倒したことで直視したくない部分をさらに奥の方へ押し込んでしまったんじゃないかとも思い、モヤモヤしていました。
ですが、戦う事は向き合うことだという解釈を読んで、後退ではなく進歩であるという方に考える事ができそうです。
改めてありがとうございます。
またお願いする事があると思うので、そのときはよろしくお願いします。
2014/04/26/(Sat) 00:59:17