775.洪水

■--洪水の夢
++ こよみ 女性 35歳 1回目
はじめまして。
今朝方、久しぶりにハッキリと覚えてる夢を見ました。
気になって、ネットで検索してたどりつきました。
父(既に他界しています)が新しい家を立てます。
壁一面が大きな窓になっていて、そこから大きくて奇麗な青い川が見えました。
川を見ながら、父と母(家を出ているので別々に暮らしています)と中学・高校の同級生(時々あって食事をする感じの女性です)と現在好きな異性(関係は友人です)食事をしていました。
川を覗き込むと、水が澄んでいて川底の岩や魚も見えます。 しばらくすると、川が徐々に水かさを益して行き、家の天井からは水が滴り落ちてきます。
逃げる事になり、父の運転で家を出て坂を登ります。
少し登った所で、私は忘れ物に気づき車を降りて、両親に先に行ってもらう事にします。
坂を下って行こうとする時に、前の会社の仲良しの先輩(女性)から、携帯に連絡が入ります。
先輩と話しをしながらそこに留まっていると、川の水は溢れ出し家を飲み込み私の方に迫ってきます。
先輩に「水が迫ってくるから電話を切るね」と言い、先ほど両親が車で登った坂道を駆け上がります。
水はどんどん迫ってきて、他の大勢の人を飲み込んみ、私も水しぶきを浴びるのですが、
どういう訳か、私は絶対に大丈夫!という自信で、凄く急な坂道を必至に登る途中で目が覚めました。
色はほとんど無く、川の水が最初は奇麗な青だった事、水しぶきは奇麗な白だった事、持っていた携帯が鮮やかなピンク色だった事だけが鮮明でした。
ずいぶん前に他界した、父が出て来た事。
夢が記憶に残る事が珍しかったので、気になって仕方ないので
解釈して頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。
.. 3/13(Tue) 13:02

☆ 夢解釈No.775 ☆
はじめまして。
この夢を詳しく解釈するためには、ご本人の最近の私生活での心境や、父親などを思い浮かべたときにどのような性格を想起するか、夢に出てきた登場人物や物事を思い浮かべたときの連想を広げる作業を必要とします。
そのような情報がありませんので、ここでの解釈が、あなたの場合にも当てはまるかは分かりませんが、夢の中の洪水は、一般的に、
「普段はあなたの無意識下に影を潜めているコントロールの利かない何らかの情動性が、まるで洪水のように押し寄せてきている」
という比喩表現であったり、あるいは夢の中の洪水は、
「内的世界の新しい創造の前の大掃除」
というニュアンスの、「心の浄化」という意味合いを持つ場合もあります。
そして、夢の中の父は、おそらく実在していた父親そのものをあらわしているのではなく、ご本人が無意識下に持つ父性的な性格の要素が人格化された心像であると思われます。
そんな父が建てた家の中にいる人々は、ご本人が現実の生活の中で、あまり生かされていない“彼らのような”無意識下の性格の側面です。
この夢では、そんな心のとある一側面は、荒々しい川の洪水(情動性)により、一掃されてしまう危険に陥ります。
そのため、父の運転(男性的・父性的な心のエネルギー)を使って逃げる事となり、上り坂を前進します。
ご本人の父性的側面により立てられた家(その家で表現するのが一番ピッタリな心の一領域の全体性)は洪水(内的な激しい情動性)に飲み込まれてしまいますが、その荒々しい洪水に対し、あなたは自分の身(自我)を守る自信があり、
「絶対に大丈夫!」
と、急な坂道を必至に登る途中で目を覚まします。
この坂道は、もしかしたら、ご本人の現実にある人生の急な坂道、というニュアンスがあるのかも知れません。
この夢は、夢に対する個々の連想を広げて夢の文脈をハッキリさせて、私生活での心境と照らし合わせて解釈すべきであり、もう少し詳しく解釈したくなる夢ですね。
.. 3/15(Thu) 18:28

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