790.一瞬の夢

■--一瞬の夢
++ yurayura 女性 44歳 2回目
とても気になる夢なのでお願い致します。

直前の夢は覚えていないのですが…
場所は高いビルのなにもないフロアで(廃墟の感じではなくちゃんとしたフロアでした。)向かって左と前は全面ガラス張り右は壁です。

いきなり私の前に人が現れました。
前がガラス張りのせいか、逆光になるので(強い日が差し込んでいるわけではありません。)人のすがたは全身真っ黒で誰だかは判りません。
いきなりパンという感じで現れたのでとても怖くて悲鳴を上げ(実際に隣に寝ている主人にもその悲鳴は聞こえています。)目覚めました。

目覚めた後もとても怖くて、布団をかぶり続けていました。

ほんとに一瞬の夢でした。

とても気になっています。よろしくお願いします。
.. 6/19(Tue) 19:18

☆ 夢解釈No.790 ☆
より心理学的な夢解釈をするためには、私生活での心境や連想傾向、心理学的類型などの情報を必要としますが、それらはありませんので、ここでの解釈があなたの場合にも当てはまるかは分かりませんが、一般的に、夢の中の知らない人や、誰だか分からない人物は、影の心像と言って、ご本人が今までの人生で切り捨ててきたような、ご本人の未発達な人格の側面を象徴している場合が多くあります。

それはご本人から見て、訳の分からない、理解しにくい性格の側面ですので、影の心像は何をやらかすか分からず、恐ろしいのが普通です。
ですが、それを理解して受け入れることで、わたし達はだれでも、精神的に一つ大きくなることができます。

あるいは、もし影でなければ、アニムスの心像と言って、ご本人の無意識下の未発達な男性的要素が人格化された心像かも知れません。

そしてこの夢では、そんな心像と思われる「全身真っ黒な人」は、高いビルという非日常的で精神的・非現実的な精神の気高い側面によって現れます。

そしてそこは、右が壁ですので、男性的な要素は閉鎖的であるかわりに、女性的な側面(左側)はガラスという意識の開かれた状況にあります。

つまり、そのようなフロアが象徴しているような状況の時に、影は現れていますので、ある意味では、あなたは日常の生活において、そのような精神状態のときに影の心像が接近しやすい状況にある、ということをこの夢は意味しているのかも知れませんね。
.. 6/20(Wed) 18:58

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-無し-