839.綺麗な街の巨大な大仏

■--大仏
++ ゆえ 女性 42歳 初めてです
疲労で休んでいたら、先ほど不思議な夢を見ましたので、診断宜しくお願い致します。

そこは沢山の部屋がつながっている家(もしくは旅館?)声だけですが、男性達(親族ではないのですが、親しみがありました)が一緒で、私は一つずつ襖を開けては、付けっぱなしの電気を消していきました。
散らかった部屋、電気が付いてない部屋、色々ありましたが、気がつくと、街になっていました。明るかったので昼間でした。人はまばらで、一度行った金沢のような昔の建物で、途中で向こうの通りでは、浴衣姿の男性たちが何か笑いあっており、夏なのかな?とその道を進んでいくと、行き止まりで寺院が見えて来ました。綺麗な門が有りましたが、神主らしき着物装束の人が、子供に何か注意しており、入る気もないのでUターンしようとふと見上げると、ものすごい巨大な大仏がいました。
Uターンしつつ、何度となく振り向くと、その大仏は益々天空に届くくらい大きいので、この街は何だろう?と思いながら、戻ると、知らない老人がいて、変わった形の果物を売っていました。
一つ取って食べましたが、変わった味だな、と下を見ると、蛇のような変わった模様の生き物が何匹かいて、びっくりして見ると、その果物にも付いていたので慌てていたら、白い子犬のような生き物が来たので、放ってみると、がっつき始めました。そのやり取りの間は、隣にやはり男性と思われる人がいて、何か話していましたが覚えていません。
また家?に戻ると、何人かが肉らしきものなどで宴会をしてましたが、私は一瞥して混ざらず、食べ物にも手を出しませんでした。

虫らしきものは、ストレスがかかった時よく夢やイメージで見るので、なんとなくわかりますが、巨大な大仏は初めてで、かなり壮観かつ、街全体が綺麗だったので、家や後半の果物などと落差が激しいのも、面白く思いました。
あと、女性がほぼいませんでした。

ご診断、どうぞ宜しくお願い致します。
..10/15(Mon) 16:11

☆ 夢解釈No.839 ☆
はじめまして。
この夢は、内的世界あるいは無意識内への探求というテーマを持っており、探求した結果、「内なる都市」という元型的(本能的)な側面を、象徴的な心像という意味で垣間見ることとなります。

最初の、
「沢山の部屋の、付けっぱなしの電気を消していく」
という場面は、電気を消して暗闇という無意識(内的世界)へ向かおうとしている様子が表現されていると考えられます。
そして、一般的に、女性の(それも、女性的な性格の持ち主であればあるほど)無意識は未分化男性的な性格の傾向を持っていると考えられるので、そんな無意識の側面と対峙した結果、今回の夢ではほぼ男性ばかり登場することとなります。

例えば、仏教にしてもキリスト教にしても、ほとんどの宗教には神的な中心についての言及があります。
そして、精神科医であり心理学者でもあるユング博士は、個人の心のバランスが偏っていたり、精神的に苦しかったりする場合、その何らかの中心的な働き(セルフの元型的なイメージ)が、心の健康や成長のために均衡性を整えようとすると考えました。
それは、心全体の秩序やバランスを保つための、偉大な内なる中心のイメージを伴います。

そしておそらく、この夢の中の「街」は、寺院や神主、天空(精神性)と地面(現実的側面)を結合させる巨大な大仏などが登場することから、ユング博士の言う、そんなセルフの元型的な働きを象徴しているものと考えることができます。

あなたはもしかすると、このような夢を見ることによって、精神全体に均衡性が図られ、少し元気になられたのではないかと思いました。
..10/15(Mon) 22:02

【返信レス】
-無し-