269.見知らぬ家族

■--見知らぬ家族
++ かおる 女 24歳
祖母と何かを話しているシーンから始まり、内容はわかりませんが、最後にコップの片側の取っ手に巾着が固く結ばれている(携帯ストラップの人形の部分が巾着でした)両手持ちのコップを受け取ります。
見知らぬ家(自宅の設定)に入ろうとすると3人家族(女の人が赤ちゃんを抱いている)が現れて、水がほしいと言われました。何故か手に持っているコップは使えないからと別の場所に置き、食器棚の中を探します。しかしそこにあるのはあふれんばかりのパン(特に印象深いのはハニーチュロのような形)があるだけでコップが見つかりません。その間、男性はテーブルにある大量のパンを「みんなで食べればいい」と言ってもてあそんでいました。
見つからない事を伝えると、男性が「それはおかしい、意味がわからない。」と言いながら帰ろうとするのですが、こっちは「意味がわからないのはそっちだ。」と追いかけて殴る所で目が覚めました。
よろしくお願いします。
.. 5/20(Tue) 00:41[787]

☆ 夢解釈No.269 ☆
夢の中の"見知らぬ家"は、ご本人でもあまり慣れ親しんでいないような意識領域の全体性をあらわしているのではないかと思われます。
ご自分でも、よく分からない新しい未知の気分であったり、未知の感覚であったりといった意識のことです。 そんな心境(見知らぬ家)に立たされているときに、巾着のついたコップを受け取り、見知らぬ家族に水が欲しいと言われますが、そのコップは使えません。
この家族は、真新しい意識領域(心境)にいるときに現れた、ご本人が潜在的に持っている複合的な感情群の総体だと思われます。
彼らは、水(それは熱くもなり冷たくもなり、形が不安定であるということから、感情や情緒をあらわす)を欲しています。
ですが、あなたにはその水を与える術(すべ)がありません。 このことは、真新しい感情の複合体(おそらく、現実の生活での新しい何らかの対象)を目の前にしたときに、それに対してどうしていいものか分からないという心境だと思います。
コップ、巾着、見知らぬ家などは、すべて物事を"受け入れる"という機能を持っています。なのでこの夢は、あなたの新しい意識領域には、「新しく起こる物事を"受け入れる"だけの準備が整っていない」ということを告げているのかも知れませんね。
すると、男性がパンをもてあそんでいますが、夢の中のパンは、ご自身が"基本的に必要な心の栄養素"のような意味合いで現れることが多いので、新しい未知の出来事に対して、心の栄養をもて遊ばれたり奪われてしまうことに腹が立つのです。
コップが見つからない事を伝えると、男性が「それはおかしい、意味がわからない。」と言いながら帰ろうとするのですが、こっちは「意味がわからないのはそっちだ。」と追いかけて殴る所で目が覚めます。
彼は彼で、水という情緒性を得られないことは訳がわからないらしく腹を立てます。
あなたの無意識にとっては、意識が物事を受け入れる準備が整っていないということは、おかしなことなのですが、意識は意識で、彼(無意識)に心の栄養(パン)をもてあそばれるのは腹が立つことのようです。
この夢は、一言で解釈すると「真新しい物事との葛藤」のような描写をあらわしているものと考えられます。
.. 5/20(Tue) 22:07[790]

【返信レス】
解説をありがとうございました。
確かに最近新しく仕事で覚える事が多く、生活環境がガラッと変わりました。そして、上手くいかない事も多く葛藤していました。
ありがとうございました、スッキリしました。
.. 5/20(Tue) 23:19[791]