447.削り落とす

■--奇妙な夢
++ むらさぎ 女 25歳
夢の中で私は、どうやら妊娠した様子。
私は母と一緒に病院に行き、先生に診てもらっていました。
その先生は女性で、40代〜50代くらいの年齢。
その先生は突然、小さなチェーンソーみたいな武器を取り出しました。
そして私に、足の裏のかかとの皮膚が硬くなってる部分や手のひらに出来てるマメを、チェーンソーで削り落とすって言い出したんですよ〜。
現実には、別に足の裏に皮膚が硬くなってる部分なんて無いし、手のひらにマメも無いのですが、夢の中の私にはありました。
隣にいた母は、「先生、そんな事して大丈夫なんでしょうか」と不安顔。
私はなんでそんな事するのか、?マークいっぱい。
先生は「大丈夫、ナイフとかで削り落とすなら痛いけど、チェーンソーは一瞬で削り落とすから痛くないの」と平気な顔で、麻酔も無しに私の足の裏の硬くなってる皮膚を上手に削り落とし始めました。
夢の中だからなのか、不思議と痛くないし、先生は本当に皮膚だけを削り落としてるので血も出ません。
足の裏がツルツルきれいになったら、今度は手のひら。
手のひらのマメが硬くなった部分を削り落とそうとしたら、何故かうまく出来ない様子。
すると先生が突然、自分の手のひらにあるマメを削り落とし始めました。
上手に削り落とせて、自分のやり方が悪いわけじゃない事を確認すると、また私の手のひらの作業に取り掛かりました。
そしたら、さっきまで結構丁寧にやってたのに突然乱暴な手つきに。
血も出ないし痛くも無いけど、私の手はもうボコボコに凹んでて、まるで粘土で作られた作り物の手みたいな状態に。
しかも先生、全然何も無い部分まで削り落とそうとしてるものだから、怖かったですよ。
感覚的に痛くないけど、見てて痛いので、なんか色々喚いてた気がします。
とりあえず治療(?)が終わって、先生は「痛くなかったでしょ?」と言いながら手を洗ってます。
「痛くはなかったですけど、なんでこんな事したんですか?」と聞くと、先生は「そう。実はこれが大事なのよ!」と返答。
「は?」と思っていると、先生が「出産の前に激痛を経験しておくことで、出産の痛さを前もって知っておくことが大事なの!」と説明。
夢の中の私は、「はぁ、なるほど」と妙に納得してしまいました。
初めての投稿です。
.. 5/ 7(Thu) 14:46

☆ 夢解釈No.447 ☆
ここでの解釈があなたの場合にも当てはまるかどうか分かりませんが、あなたは現実の生活において、具体的に、やりたかったけど出来なかったこと、やろうとしたけど失敗したこと、あるいは、する予定だったはずなのにせずに終わってしまったことなど、何か思うようにいかなかったことはおありでしょうか?
ですが、その“出来なかったこと”に対して、あなたはどこか納得しているようでもありますね。
と言うのは、一般的に、夢の中の自分の“足”は、ご本人が立っている社会的な立場を象徴し、腕は、事を行なおうとするご本人の何らかの“意思”をあらわす場合が多くあるからです。
ですがそれは、硬くなっていたりマメができていたりするので、チェーンソーで削り落とす必要があるようです。
その結果、自分で物事を動かすためのご本人の意志(手)は、ボコボコに凹んでしまいます。
ですがそのことは、これから産まれるであろう未知なる心の要素(赤ちゃん)を出産するためには必要なことなのでしょう。
この夢のなかでは妊娠しているだけで、その赤ちゃんはまだ産まれてはいませんので、それはこれから生じるかも知れないという可能性をあらわしているに過ぎませんが、その赤ちゃんで象徴されている心の要素は、これからあなたが大切に育てていかなければならない、いまのご本人には無い何らかの要素をあらわしています。
.. 5/ 8(Fri) 19:52

【返信レス】
++ むらさぎ 女 25歳
えっと、つまり「自分で納得はしているものの、過去に思い通りにいかなかった事をズルズル引きずるのではなく、自分の中にある未知の可能性のつぼみを大切に育てていく」という解釈でいいのでしょうか?
.. 5/ 8(Fri) 20:01