396.戦火

■--戦火
++ 愛  女 17歳
最近しょっちゅう見るのですが戦争中1945年の春のことです。
とても温かい日差しと田舎の風景がひろがり1件の白い小屋が目の前に立っています。
その小屋にもたれかかるように1人の青年将校(同僚だと思います)が前を見つめ
何かを一生懸命笑顔で話しています。
右手には銃を持っていますが、刀はありません。
しかし声は全く聞こえません。私は彼のそばにあぐらをかいてすわり、
彼を見上げながら話を聞いています。
なぜかとても愛しい気持ちで、きっとその青年を愛していたんだろうと思います。とても幸せでした。
戦争中であることなど全く感じさせなくて、ひたすらに彼との時間に浸っていたところにいきなり警報が鳴り始めます。
大きな戦闘機が私たちに向って発砲し小屋のそばに隠れて難を逃れましたが
彼は敵の戦闘機に持っていた銃で発砲するためすこし外へ飛び出しました。
するとなぜか彼が危ないと感じ、とっさに彼を抱きしめると
私の腹部が血に染まっていました。
彼は私を小屋の陰へ連れて行き
手を握って泣きながら「置いていかないでほしい」と
泣き続けます。このときはじめて声が聞こえました。
彼が助かったのなら死んでも構わないと思ったのに
私の意識を保たせようと必死に語りかける彼を見て
まだ一緒に生きていたいと胸が痛くなりそれを彼に伝えようとしたところで目が覚めてしまいました。
私が愛した彼は誰なのでしょうか
ちなみに彼の顔は全く知らず、現実の私は女性ですが
夢の中では男性でした。
最近戦争史を読むと涙が溢れてきて、
「ああ、早く帰らないと。」という言葉が
浮かぶようになりました。
どこへ帰るのかさっぱりわかりませんが。
戦時中に残してきた大事な人に会いたいという気持ちで
胸が痛くなることがあり、気になっています。
どうか診断よろしくお願いします。
.. 3/ 1(Sun) 16:51

☆ 夢解釈No.396 ☆
私生活において、あなたはどの程度、男性的な心の働きによって現在の環境に適応しているでしょうか?
この夢を心理学的に解釈するには、「戦争中1945年の春」という時代精神の連想を膨らませてイメージを広げ、その特色と、現在の自分自身が置かれている心の状況をあわせて考える必要があります。
また、あなたの場合にも当てはまるか分かりませんが、一般的に、女性の夢の中に現れる魅力的な男性は、ご本人が無意識下に持っている、未分化な男性的な要素が人格化された像と言うことが出来ます。
そして、この夢の中ではそのような要素が自我に接近してきており、あなた(自我)はその要素を守り、その結果、自分は負傷してしまい、死にそうになります。
そして、女性が夢の中で男性となっていた場合、現実の生活において、自分では気付いていないときに男性的な性格をあらわにしていることが多いようです。
なので、夢の中のこの描写は、一つの可能性として考えられるのは、「現実の生活において、普段の男のような自分自身の人格は象徴的に死にそうになっている」という比喩表現であるように感じさせます。
17歳という心が少し不安定となりやすい時期というのは、戦争や争いなどの心の葛藤をあらわした夢はあまり珍しくありませんが、あなたにとってのこの年齢というのは、もしかしたら一度いままでの自分は象徴的に死んで生まれ変わり、新しい人格(行動パターン)を新しく形成させなければならない時期、ということかも知れませんね。
.. 3/ 1(Sun) 19:20

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