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JP様 | ココナラ - 夢と解釈のサイト

このページでは「coconal」で行なった「JP」さまの夢とその解釈を保存用にUP(アップ)しております。

74. ガラスのトンネルで戸惑う

鈴木めいや様
先日はありがとうございました。
又今回も、よろしくお願いします。
今回は1ヶ月ほど前に見た夢です。

ペンネームJP
33歳 
京都府 
2回目

▼夢の内容。
学校のグランドにあるブランコで、現在の私と姉が二人で横に並んでブランコしながら楽しくおしゃべりしている場面から始まります。
(校庭では、体育祭か文化祭があっていて、それを観にきた様子でした)
まあまあ高くビュンビンと漕いでるところに、幼馴染の男性3〜4人が現れて、私は姉と離れてその幼馴染たちと走って遊びます。
久しぶりに会って楽しんでいる様子で。
気がつくと建物(校舎?)の廊下を私一人で走っていて、廊下途中の階段の所で、幼馴染の女性1人が下階の踊り場で(階段を降りながら)歌を歌っているところに出くわします。
私は「わー久しぶり!その歌懐かしいね!」と言って、その歌を一緒に歌います。
(洋楽の歌で、実際に中学の頃に私が、好きでよく聴いていました) その後(場面の繋ぎの記憶が曖昧)再びさっき一緒だった男性のうちの1人と合流して、その男性の後ろを追うように私は走ります。
男性が先に行って見失う頃に2メートルくらいの梯子があり、それを垂直に登りおえると、次は水平にガラスのトンネルが続いていました。
四つん這いで1人が通れるような高さと幅の、丸い筒状のガラスのトンネルを「なんて素敵なトンネルだろう、美しいなぁ」と思いながら私は進みます。
そんなに長くないトンネルでした。
出口に差し掛かると出口が狭くて出にくくて、あれ?どうしよう?と思ってるところに、先に行っていた男性がトンネルを出た向こうから走り寄ってきて「ここの宿泊プランはこんな感じでこの金額でね」と言いながらプランの説明と金額(2万円ちょっとだった)が書かれたチラシみたいなのを見せてくれます。
私は心の中で、トンネルを出たとこは旅館か!(建物の内装や、中居さん的な女性が数人目に入る)と気付き、同時に、この幼馴染の男性と私はここに泊まるの(私とあなたは男女の関係なの)??と戸惑います。
だけど、目の前の幼馴染は「昼ごはんをすごく楽しみにしてたのに、今日はもう間に合わないみたい。
でも今日は夕飯食べたりして、明日に、楽しみにしてた昼ごはんを食べれるように旅館の人が調整してくれた!良かったね!」と言って嬉しそうです。
そしてトンネルの後ろを振り向くと、見知らぬ中年の男性が梯子を登り終えて、トンネルの入り口に差し掛かっていました。
私は"幼馴染の男性と宿泊"と"後ろから男性が来てる、早くトンネル出なきゃ"の二つの状況に挟まれて、戸惑いながら目が覚めました。

▼出てきた人
・姉は昔は仲悪かったけど、今はなんでも話せる仲良しです。
たまに面倒くさくなるけど、直感的に生きている楽しい人です。
・男性幼馴染3〜4人は、保育園から中学まで一緒でした。
小学校低学年までは、私も男の子っぽくて、その幼馴染たちとよく一緒に楽しく遊んでいましたが、その後は一緒に遊ぶことが無くなっていきました。
今はこの誰とも連絡を取ることはないですが、幼い頃の楽しかった良い思い出の一つです。
・旅館まで先導してくれた男性は、その幼馴染3〜4人の中の1人で、この友人と私は中学まで同じ団地に住んでいました。
今はこの弟と2人で小さな会社をしていると共通の知り合いから聞きました。
幼い頃には分からなかったけど、この友人には家族思いでしっかりした面があったんだなと思っています。
・階段で歌っていた女性幼馴染も、保育園から中学まで一緒でした。
この友人も、先導してくれた男性同様に同じ団地に住んでいて、よく一緒に男性幼馴染たちと遊んでいました。
私は男の子っぽかったけど、この友人は女の子らしさがありました。
この友人に関しては、感情的になって泣いてた様子を最初に思い出します。
歌っていた洋楽の歌(イギリスのロックバンド、oasis)は私が中学の時によく聞いてたけど、その頃には、この友人とはそんなに親しくなかった(少し苦手なタイプになっていた)と今思い出しました。
女性的で感情の波がすごく分かりやすかったのが、苦手な理由だったと思います、その頃の私は感情を出すのが苦手だったので。
・トンネルに現れた男性は、私より歳上の全く知らない人、という印象でした。
表情とかは思い出せないですが、嫌な感じも無かったです。

▼旅館についての連想
リラックスする場所、優しい癒される場所、日常や社会から離れた場所、定住ではない場所、エネルギー補充の場所

▼質問
最後の場面で、ガラスのトンネルを出た先が旅館であることが示す意味や、トンネルを出にくい状況と、その出口で幾つがの心の困惑が生じること、など、よく分からないでいます。
後ろに上がってきた男性の存在、は何を表現しているのか?なども疑問です。
以上が夢の説明です。 前回の夢の時と同じように、この時も(今も)、過去の記憶体験を含めた、自分自身の内面の整理をしながら今まで追いやってきた本来の自分を理解したいという時期にいます。
ただ、前回の夢を見た時とは違って、この夢を見た時には随分と心身が軽くなっていて、整理が進んだんだろうという実感があります。
女性の幼馴染と一緒に歌を歌う場面などは、今の自分にとてもしっくりきています。
でも、なんとなくわかるようでいて私には難解な点があり、より詳しく知りたいなと思っています。
もし追加オプションがあった方がより詳しく分析できそうでしたら、お願いしたいと思っています。
長くなってしまいました。
どうぞ良いときに、お返事おまちしています。
よろしくお願い致します。
JP
11月7日 08:38


JP さま
お世話になっております。
今回は「ガラスのトンネルで戸惑う」夢を送って頂きまして、ありがとうございます。
前回の夢と、今回のこちらの夢は、 「何らかの男性的な性格の要素の急接近」 という広い意味では、前回とテーマが似てるように見受けられます。
頭のなかで整理するために、それぞれの場面に分けてみると

【箱】
1)姉とブランコ (直感的に生きている楽しい人)
2)幼馴染の男性3〜4人と走って遊ぶ (幼い頃に一緒に遊んでいた気の合う男友達4人の内、この場面に誰がいたか記憶が曖昧ですが3〜4人登場していた)
3)幼馴染の女性1人歌を歌っている(女の子らしさがある、感情的になって泣いてた様子を思い出す)
4)一緒だった男性のうちの1人と合流して後ろを走る (家族思いでしっかりした面がある人)
5)2メートルくらいの梯子を登り、ガラスのトンネル
6)内装や、中居さん的な女性が数人目に入る
7)幼なじみの男性はご飯が楽しみ
8)後ろから見知らぬ男性、二つの状況に挟まれて戸惑いながら目が覚める と、なるかと思います。

今回のこの夢は、女性的な心の働きが大きく動いている場面からはじまり、最後には男性に挟まれて戸惑い目が覚めます。
つまり、
「女性的な性格の状態にいるときに、どのようにして未知なる男性的な働きを自分の性格の一部に統合するか?」
という無意識下の思考が、このような夢となったと思われます。
もう少し詳しく解釈するために、少し情報を頂ければと思います。
質問1)
もし、姉と会ったことのない人に、「あなたの姉はどのような性格の人ですか?」と聞かれたら、なんて答えますでしょうか? 「直感的に生きている楽しい人」以外には、何かありますでしょうか? また、自分自身の性格は、「直感的に生きている楽しい人」と思いますでしょうか?
質問2)
階段で歌っていた女性の幼馴染の「女の子らしさ」とは、どのような性格の女の子らしさでしょうか?
質問3)
一緒に泊まるかもしれない幼馴染の男性とは、どのような性格の人でしょうか? 有名人の誰々に似ている、とかでもOKです。 無理に引き出そうとせず、自然に頭に浮かぶことだけで大丈夫ですので、なければ無しでもOKです。
お手隙のときに、よろしくお願いいたします。
鈴木めいや

11月8日 19:54


【返信レス】
鈴木めいや様
お世話になっております。
ご返信ありがとうございます。
確かに、前回お願いした夢とテーマが似ています。
場面を分かりやすく分けてもらって、私の中でも少し整理されて見えて来ました。

▼質問
質問1)
姉の説明補足として「性格は人見知りで、人の目を見るのが苦手。気を許したら面白おかしいことをたくさん喋るけど、人の話を聞くのは苦手。ちょっと変わってるところがあるけど、心はまっすぐで真面目で純粋。」「歌を歌うのが趣味。四柱推命などの占いが得意」です。
私自身は「感覚的思考的に生きてきたように思います。
楽しくいれたら理想だけど、トラウマのフラッシュバックなどに長年耐える中で、それを難しく感じて来ていました。
基本的に人見知り内向的で1人でいる時間が心休まるので好きすが、親しい人には心開いて楽しい人や面白い人とも言われます。」
また「以前の仕事をガッツリ頑張っている時(精神的な転換期に入る前)はとても外向的でした。
が、それは随分と無理してきたなと今は思います」
私は個人事業主としてフリーで仕事を頑張ってきましたが、今は仕事はほぼ休めて、自分の心的なケアに時間を当てています。

質問2)
中学の頃、その女性の幼馴染は、感情の表現が素直で分かりやすく、嬉しかったり悲しかったり怒ったりで泣く姿も何度も見ました。
それに対して、私は素直な感情(特にネガティブ面)を家の外で率直に表現することが恥ずかしくて、自分には難しいと感じていました。コンプレックスだったと思います。
その点で、その幼馴染は感情に素直なところが女の子らしくて、そして私は感情を出すのが下手で強がりで男の子みたいだったと感じています。

質問3)
活発に他の男子たちと遊ぶようなムードメーカー的な面もある人で、女子ともふざけ合ったりしながら遊んでいました。
当時から人の気持ちに良く気がついたり、人を良く観察する目も持っていて、優しさもありました。
大人になってからは、家族思いでしっかりしている、というのが印象です。
私が有名人に疎くて、似た人を思いつきませんでした…すみません。
以上、質問の回答です。
どうぞ引き続き、よろしくお願いします。
11月8日 22:39


【返信レス】
立て続けにすみません。
これは、関係しなければ今回の分析ではスルーして欲しいのですが、一つ気になることを思い出しました。
このガラスのトンネルの夢を見た日の夜は、もう一つ夢を見ていたのを日記を見て思い出しました。
ガラスのトンネルの夢は二つ目で、その直前に短い夢を一つ見ていました。

▼夢の内容
場所ははっきり印象なかったですが、実家の一階か?と思います。
以前飼っていた犬(8歳くらいの頃から17年間飼っていた中型犬、オス)に、ご飯をあげたりお世話(お世話の詳細内容は忘れました)したりと一生懸命に面倒を見ています。
けど、どうも上手くいかなくて
「全然ちゃんとお世話できていない…」
と思い、私が落ち込んで床に座って俯くと その犬が鼻を寄せて来て、私の鼻にピタッと当ててくれました。
鼻と鼻が合わさった状態では、犬に、だいじょうぶだよ、ちゃんとやれているよ。
と言ってもらっているようで、その犬の行為に少し心を救われたような気持ちで目が覚めました。
そしてすぐに再び寝たら、ガラスのトンネルの夢でした。
前回の分析の夢では知らない大型犬が出て来ましたが、この飼っていた犬は、時々夢に出て来て一緒にいてくれます。
鼻を合わせる行為はなんだったのか?と思っていたけど、前回の分析で、"犬の嗅覚は直感を表す"というのを教えてもらって、男性性の直感が関係してるのかな?と思っています。
そして、ガラスのトンネルの夢では、やはり男性性に関する事がテーマになっているようで。
この夢についてここで知らせるのは迷惑になるか…と迷いましたが、関連してるかもしれないので報告させてもらいました。
今回の参考にならなかったり、今回のサービス外(オプション外)になるようでしたら、気兼ねなくお知らせください。 重ねて、よろしくお願いします。
JP


【返信レス】
JP さま
お世話になっております。
詳しいご回答をいただきまして、ありがとうございます。
(もし間違えていたら申し訳ありませんが)今回の夢では、ブランコでお喋りをしていたり、幼馴染の女性1人が歌ったりしていますので、これらの場面は、いまの少し静かにしているような状況を、補うような働きがあるとも考えられます。
つまり心のどこかで、現実の生活において、もっと心を活発に働かせたいという気持ちが影を潜めているのかも知れないと思いました。
また、新しくお知らせいただいた「犬が鼻をつけてくる夢」も含めて、この夢にはある程度の、まとまりのある一連の無意識の思考(あるいは連想の糸)を汲み取ることができそうです。
つまり、この夢は 犬(本能的で暖かいなにか)と鼻をつけることで心が救われて少し心が満たされると、
1)お姉ちゃんとブランコでおしゃべりをして(女性性を活発な状態にして)
2)廊下を走りまわって能動的に遊び(廊下という幾つかの心的要素を繋ぐ通路で能動的となり)
3)歌で、さらに女性的な側面が満たされて充実した状態となり 4)男性的な精神性へと導かれていく すると…
5)ハシゴを登っていき(高次へと向かい)
6)旅館のなか(文化的で自分らしい充実した時間を過ごせる場所)が見える という文脈を持っているように思えます。
ガラスのトンネルは、おそらく、今までになかった男性性の肯定面を自分の一部に統合するときに生じる「高揚感」や「エモーション」を象徴しているのでしょう。
夢のなかの

>この幼馴染の男性と私はここに泊まるの(私とあなたは男女の関係なの)??と戸惑います。

という場面ですが、夢のなかのキスや性行為などの愛情表現は、男性生と女性性という正反対の心の働きの合一(ひとつにまとまること)を意味することが多くあります。
それは、こちらの連想にあるとおり

>活発に他の男子たちと遊ぶようなムードメーカー的な面もある 女子ともふざけ合ったりしながら遊んでいる 当時から人の気持ちに良く気がついたり、人を良く観察する目も持っていて、優しさもある。

大人になってからは、家族思いでしっかりしている このような傾向のある男性的な性格の側面を、自分の性格の一部にせよ! と、無意識が働きかけていると思われます。
ですが、ラストは

>私は"幼馴染の男性と宿泊"と"後ろから男性が来てる、早くトンネル出なきゃ"の二つの状況に挟まれて、戸惑いながら目が覚めました。

となります。
この2人の男性は、あなたの無意識が、あなた(主体性)に統合させたがっている何らかの男性的な性格の要素、という意味では同じなのですが、その2人は別々の男性的な要素です。
後ろから来ている男性は、おそらく、幼馴染のその男性よりも更に未分化で、いまのあなたには全く無縁の男性的な心の働きを象徴しているのだろうと思います。
取り敢えず、今日は、ざっくりと夢の文脈だけを解釈させて頂きます。
ですが、もう少し詳細な解釈ができそうですので、もう少し深い解釈の試みをして、明日か明後日に、また改めて送信させて頂きたいと思っております。
ここまでで、もしもご意見やご質問など何かありましたら、お聞かせくださいませ。
また、こちらの都合で2回に分けて解釈しますので、オプションなどは気になさらなくても大丈夫です。 引き続き、 よろしくお願い致します。
鈴木めいや
11月11日 21:40


【返信レス】
鈴木めいや様
お世話になっております。
犬と鼻をくっ付ける夢についても合わせて分析下さり、ありがとうございます。
以前にもお伝えしたかも知れないですが、ここ最近で随分と精神面へのケアが進んで、心身が軽くなり、今まで汲み取れなかった素直な本来の自分というものに近づいてこれたという実感があります。
また、その犬と暮らしていた頃の私は、動物や生き物に対する愛情が薄かったと今は後悔するので、その心の変化や成長に関係した面も含む夢だったのかもとも思えています。
そういう変化が"本能的な暖かいもの"と鼻を近づけることに繋がってるのかも知れない、と納得しています。
また、私がこれからについて思っていることは、トラウマにまつわる頃の記憶(主に幼少期〜中学頃)は整理が進んだので、ここからは、どうやったらこの過去記憶をクローズして社会的な場に無理なく自然に戻っていけるのだろうか、ということです。
今まで社会的な場では随分と自分自身に無理なストレスをかけて来たので、今まで通りの在り方そのままに戻る気はしない。という気持ちでいます。
だからと言って、どの様な形で在れる事が自分にとって望ましいのか、まだよく思い描けずにいる為に社会的な場へ再び出て行くことが踏み出せないでいる、というのが現時点だと感じています。
そう思うことは、解釈して下さったように、今の内へ向かう状態から、心を外へ向けて活発に働かせる方へシフトしていきたい、という気持ちの現れなんだと思います。
そうなるとやっぱり、どうやったら自然体でスムーズに再び外に向かって行けるのかが今の課題だ、という事だろうと思えます。
それにおいて、指摘してくださった様な、大切にしたかったのに過去に置いて来てしまった肯定的な男性性や、未分化の全く新しい男性性へ、心的に近づき受け入れて行く事の意味を感じます。
その事で、外へ向けた心の働きをより良い形でおこなって行けるのだろうと思えてきました。
そのより良い形で、というのがトンネルの先が旅館で表されていることなのかも知れないです。
今まで、家庭を含む社会的な場ではストレスを抱えて辛い思いをするものだと我慢を大きく抱えていたので、それが、これからは旅館に出て行くことになると無意識下で思えているというのは、私には良い幸先だと感じます。
また、これから仕事を再開できた時に一つ挑戦したい事があり、それは、過去に挫折して手放した文化的な仕事に再び関わりたいと思っています(関われるチャンスが再び巡って来ました)。
この為にも、今まで手を付けられずに来たトラウマの整理が必要と感じて、この期間に集中的にケアに取り組んできました。
その手放した仕事に関わる際には、これまで身に付けてこなかった鋭い直感的な心の働きが重要になってくるだろうことも、前回と今回の鈴木さんの解釈を拝読して想像できました。
今後へ向けた大切なキーワードへ、夢を手がかりにして光を向けてもらえたようで嬉しいです。
一つ疑問ですが、前回の夢に出て来た犬を連れた男性と、トンネルで後ろに上がって来た男性は同じような男性性を示してるのかな?と思ったのですがどうなんでしょう。
どちらの男性も、なんとなくな雰囲気は記憶にあるけど顔がよく思い出せません。
(ちなみに、つい先日見た夢にも、似たような雰囲気の男性が現れました。
仕事に手こずる私をサポートしてくれる男性として、少し距離があるけど一緒にいました。) また長い返信になりましたが、鈴木さんとのこのやり取りの中でも、更に自分への理解が進んでいると感じます。
丁寧に詳細に進めて頂き、感謝致します。
追加オプションに関しても、良くしてもらっているのにそう仰って頂きこのことへも感謝致します。ご親切、受け取らせて頂きます。
この解釈の続き、楽しみにお待ちしています。
よろしくお願い致します。
JP
11月12日 05:07


☆ 夢解釈NO. 74 ☆
JP様「ガラスのトンネルで戸惑う」夢

【返信レス】
JP さま
お世話になっております。
最近の心境などの返信をいただきまして、ありがとうございます。
(文字数制限がかかりましたので、2回に分けて返信を致します)

>どうやったら自然体でスムーズに再び外に向かって行けるのかが今の課題だ、という事だろうと思えます。

それにおいて、指摘してくださった様な、大切にしたかったのに過去に置いて来てしまった肯定的な男性性や、未分化の全く新しい男性性へ、心的に近づき受け入れて行く事の意味を感じます。
その事で、外へ向けた心の働きをより良い形でおこなって行けるのだろうと思えてきました。
男女雇用機会均等法ができてからは特に、女性の社会進出は当たり前のようになり、女性が外に出て働くためには基本的に(介護士さんや保育士さんなどの一部の仕事を除いて)、男性のようにどこかサバサバとした心の働きがどうしても必要になってくる場合が多くあると言えるでしょう。
そのため、無意識のどこかに眠っている「男性性との統合のテーマ」は、多くの女性にふりかかっているような印象があります。
そしてほとんどの人の場合は、頑張って働いているうちに、気がついたときにはもう既に、男性的な働きを自分の一部となっていた、ということが多いかと思います。
ですがこのような夢解釈を通して、そのプロセスと向き合い、しっかりと見えることは、 「これなら、今の自分ならやっていけそう」 というような、それなりの自信につながることが期待できるのかも知れません。

>また、これから仕事を再開できた時に一つ挑戦したい事があり、それは、過去に挫折して手放した文化的な仕事に再び関わりたいと思っています(関われるチャンスが再び巡って来ました)。
この為にも、今まで手を付けられずに来たトラウマの整理が必要と感じて、この期間に集中的にケアに取り組んできました。

最近では、広く一般的に 「夢は、記憶あるいは情報を整理するためにある」とされています。
もしかすると、夢を見ていること自体が、あなた様のいうトラウマの整理に関係しているのかも知れません。
また、私のサイトでも活用しているユングの分析心理学では、
「夢は、本人の欠けている何かしらの側面を補償するためにある」
とされています。
私たちは誰でも、悪口で叩かれたり、理不尽な目にあったりしてイヤな体験をすると、どうしても情動が抑えられなくなり極端な考えをしてしまったり、何かを偏った目で見やすくなる傾向があると思います。
夢は、その偏りを何とかしてバランスの良い状態へを戻そうとしていると考えられるのですが、このことを観察していくと、深い部分では、「記憶を整理している」ということと重なることに気がつきます。
もし間違えていたら申し訳ありませんが、今回の夢では、もしかすると、そのトラウマによる心の偏りと関係しているのかも知れない、と思いました。
例えば、夢のなかでブランコでおしゃべりをしたり、歌をうたっている幼馴染の女性と出会う場面は、そのトラウマによって 「女性としての生き方を楽しむ」 という心の働きは欠けてはいなかったか?ということを考えてみましょう。
もしかすると、その偏りをこの夢は補い、バランスの良い心の状態におし戻そうとしていたのかも知れません。
そして、無意識の働きとして「情報の整理」をしない限り、その偏りを修正することはできないと言えるでしょう。
もしかすると、「夢の目的は情報の整理にある」という考えと、「夢の目的は補償作用にある」という考えは、深い部分では似たような事なのかも知れません。
>一つ疑問ですが、前回の夢に出て来た犬を連れた男性と、トンネルで後ろに上がって来た男性は同じような男性性を示してるのかな?と思ったのですがどうなんでしょう。
どちらの男性も、なんとなくな雰囲気は記憶にあるけど顔がよく思い出せません。(ちなみに、つい先日見た夢にも、似たような雰囲気の男性が現れました。
仕事に手こずる私をサポートしてくれる男性として、少し距離があるけど一緒にいました。) もしそのように解釈するのであれば、今回のこの夢は、
「前回の夢の次の段階へと発展した夢」
ということになるかも知れません。
今回は、前回よりも、避けることができない状況が出てきますので、前回よりも 「より近くまで接近してきている」
ということになるかと思います。
そしてそれは、おそらく(泊まることになるかも知れない男性も同じですが)、現実の生活において、これから必要となるであろう「何らかの男性的な心の働き」だと思われます。
さて、前置きが長くなりましたが、前回よりも、もう少しだけ深い解釈を試みようと思います。
>学校のグランドにあるブランコで、現在の私と姉が二人で横に並んでブランコしながら楽しくおしゃべりしている場面から始まります。
(校庭では、体育祭か文化祭があっていて、それを観にきた様子でした) まあまあ高くビュンビンと漕いでるところに、幼馴染の男性3〜4人が現れて、私は姉と離れてその幼馴染たちと走って遊びます 久しぶりに会って楽しんでいる様子で。
夢は基本的に、連想されるすべての事柄と関係していると思われますが、おそらくこの場面では、姉のイメージの肯定面がよく表現されているように思います。
つまり、
>を許したら面白おかしいことをたくさん喋る、心はまっすぐで真面目で純粋、歌を歌うのが趣味、四柱推命などの占いが得意、 という側面です。 この夢は、そのような女性性が活性化されている場面からはじまります。
>気がつくと建物(校舎?)の廊下を私一人で走っていて、廊下途中の階段の所で、幼馴染の女性1人が下階の踊り場で(階段を降りながら)歌を歌っているところに出くわします 私は 「わー久しぶり!その歌懐かしいね!」 と言って、その歌を一緒に歌います。 (洋楽の歌で、実際に中学の頃に私が、好きでよく聴いていました)
その後(場面の繋ぎの記憶が曖昧) 姉にも「歌」というワードが出てきます。

おそらく無意識下では、歌という共通点によって、次の場面がこのように構成された可能性を考えることができます。
ここまでは、ポジティブで肯定的な女性性の活性化を体験してますが、次からは、男性的な働きへと文脈が進んでいきます。
11月13日 19:18


【返信レス】
>再びさっき一緒だった男性のうちの1人と合流して、その男性の後ろを追うように私は走ります。男性が先に行って見失う頃に2メートルくらいの梯子があり、それを垂直に登りおえると、次は水平にガラスのトンネルが続いていました。

連想では…
>活発に他の男子たちと遊ぶようなムードメーカー的な面もある人で、女子ともふざけ合ったりしながら遊んでいました。 当時から人の気持ちに良く気がついたり、人を良く観察する目も持っていて、優しさもありました。大人になってからは、家族思いでしっかりしている、というのが印象です。

こちらもやはり、肯定的でポジティブなため、文脈の流れとして、とても自然ですね。
もしかすると、これかの人生に必要な男性性とは、ご本人も察しの通り、やはり「人の気持ちによく気がつく」というような、直感に冴えている一面をかね備えた男性性なのかも知れません。

>四つん這いで1人が通れるような高さと幅の、丸い筒状のガラスのトンネルを 「なんて素敵なトンネルだろう、美しいなぁ」 と思いながら私は進みます。
そんなに長くないトンネルでした。


くり返しとなりますが、この美しいトンネルは、おそらく、今までにはなかった男性性の肯定面を統合するときに生じる「気持ちの昂り」や「ワクワクするようなエモーション」を象徴していると思います。
ですが、そんな高揚感を感じているときというのは、意識の状態は狭くなり、四つん這いでしか進めないような状況となります。
私たちは誰でも、嬉しい出来事があって「わーっ」と喜んでいるときというのは、意識が一面的となり、どこか狭くなっているときと言えるでしょう。
このトンネルは、そのような心境がよく表現されているように見受けられます。
>出口に差し掛かると出口が狭くて出にくくて、あれ?どうしよう?と思ってるところに、先に行っていた男性がトンネルを出た向こうから走り寄ってきて
「ここの宿泊プランはこんな感じでこの金額でね」
と言いながらプランの説明と金額(2万円ちょっとだった)が書かれたチラシみたいなのを見せてくれます。
私は心の中で、トンネルを出たとこは旅館か! その男性は、やはり、この先を見通すような直感的な働きに優れていて、その宿先でのプランがよく見えています。
「2万円」は、それをするために支払うべき労力、あるいは体力の消耗の目安のようなイメージかも知れません。
その旅館は 「文化的で自分らしい充実した時間を過ごせる場所」 と解釈していますが、この夢では、充実した時間を過ごすために必要なエネルギーの消費量を「2万円」というイメージで表現されているのかも知れません。

>(建物の内装や、中居さん的な女性が数人目に入る)と気付き、同時に、この幼馴染の男性と私はここに泊まるの(私とあなたは男女の関係なの)??と戸惑います。

くり返しとなりますが、そのような行為は、男性生と女性性という正反対の心の働きを合一(ひとつにまとまること)すること、を意味する場合があります。
そして、今回のこの夢も同じことが言えそうです。
ですが、夢のなかでそれをしている場面は出てきませんので、「予感だけ」があって、男性性との合一は、まだもう少し先の話し、ということかも知れません。

>目の前の幼馴染は 「昼ごはんをすごく楽しみにしてたのに、今日はもう間に合わないみたい。
でも今日は夕飯食べたりして、明日に、楽しみにしてた昼ごはんを食べれるように旅館の人が調整してくれた!良かったね!」 と言って嬉しそうです。

この夢のなかの夕飯は、おそらく男性性を機能させるために必要な「心のエネルギーや栄養素」をあらわしているのだと思われます。
その男性性を統合して、自分の性格の一部にする前に、彼にはどうやら、エネルギーの補充が必要のようです。

>そしてトンネルの後ろを振り向くと、見知らぬ中年の男性が梯子を登り終えて、トンネルの入り口に差し掛かっていました。
私は"幼馴染の男性と宿泊"と"後ろから男性が来てる、早くトンネル出なきゃ"の二つの状況に挟まれて、戸惑いながら目が覚めました。

基本的には、それは、受け入れがたい何らかの男性的要素であり、もしかすると、嫌悪感などの拒否反応さえ持っていたような、イヤな男性的な働きの可能性さえあるのかも分かりません。
ですが、無意識はそれの接近を望んでいて、まるで 「統合せよ!」 とでも言っているかのように、2人の男性に挟まれます。

最後に、この夢を一言で解釈すると
「文化的で自分らしい時間を過ごすために必要な、男性性の統合の試み」
をあらわした夢、と言えそうです。

さて、今回は以上となりますが、前回の簡単な解釈の、深掘りをしたつもりです。
いかが思いますでしょうか?
もし感想など何かありましたら、お聞かせいただけますと嬉しく思います。
返信をいただき次第、今回は、これにてクローズさせて頂きます。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願い致します。
鈴木めいや

...11月13日 19:19


鈴木めいや様
より深い解釈をして下さり、ありがとうございます。
鈴木さんの解釈に納得・理解に結び付いたとこが多々ありました。

> ほとんどの人の場合は、頑張って働いているうちに、気がついたときにはもう既に、男性的な働きを自分の一部となっていた、ということが多いかと思います。

一度この状態を体験して、その自分にどうしても肯定できないところがあり、振り返り整理する事で、次の出方をどうしたいか考えている。
という面があるな、と思いました。
どんな事であれ、何かに流された結果が良い場合もあれば、どう考えても受け入れ難い場合もあります…。
ちなみに、私は今、精神分析に通い出して一年3ヶ月になります。
通い出した理由は、だいたいざっくりとはこれまでにお伝えしていたような事です。
精神分析を始めて、半年経つくらい?から、定期的に印象的な夢を見るようになりました。
それまでは、夢を見ないかほとんど夢を覚えていませんでした。
それで、夢の内容に興味を持つようになったのですが、精神分析の先生は夢分析の専門ではなく、私は自分の夢の真意をもっと知りたいと思うようになりました。
そこで調べたときに鈴木さんのサイトに行き着きました。

> 最近では、広く一般的に 「夢は、記憶あるいは情報を整理するためにある」とされています。


もしかすると、夢を見ていること自体が、トラウマの整理に関係しているのかも知れません。
トラウマの後遺症は脳のさまざまな部分に誤作動や静止状態などを発生させると言われています。
その中の一つとして、自分の身に起こった(重大な)出来事の言語化を困難な状態にしてしまいまう事が挙げられています。
さまざまな感覚情報を一連の統計だった物語に作り替え認識する、という事が困難になる。
また情動の制御についても同じように、困難になると言われています。
身に起きた重大な経験や感情について、自分の意志を持って言葉に表したいと思うことすら、脳に誤った制御がかかったままでは、それはとても困難な事だと言われています。
でも精神分析に通う中で、その脳の異常信号が解除されて、記憶やそれに結びつく感覚や感情が徐々に言語化できる整理可能な状態になり、記憶や情報の整理=夢を見る状態に繋がったのだと思います。
寝ている間だとしても、夢という、つい今さっき自分の身に体験した事を事細かく感知して、記憶して、分析解釈する事で自分の言葉に的確に置き換えていこうと試みる作業は、私には、今まで眠らせていたその脳の機能の訓練のようでもあります。
夢への知識の深い鈴木さんのお陰もあり、その整理が、多様な意味において興味深く面白い訓練にもなっています。
話が逸れてしまいましたが、今回の夢についての話に戻ります。 >そのトラウマによって 「女性としての生き方を楽しむ」 という心の働きは欠けてはいなかったか?ということを考えてみましょう。
多大に影響を受けて、女性としての生を楽しむことからはほとんど遠ざかっていました。
そこへも良い形で近づきたいのですが…少しずつ目指していきます。
また女性性として、歌という感情表現に関わるものが今回の夢でポジティブに活発に表現されていたことは、精神分析に頑張って通ってる成果でもあると思うので、嬉しいです。

> そして、無意識の働きとして「情報の整理」をしない限り、その偏りを修正することはできないと言えるでしょう。
その通りだと思います。

>もしそのように解釈するのであれば、今回のこの夢は、
「前回の夢の次の段階へと発展した夢」
ということになるもしれません。

前回と今回の夢や、今まで見た他の夢からわかった事があって、それは、今まで私が持って働かせてきた男性性の書き換えや、総替え。
みたいな事があると思います。
以前の不要になった男性性を大雨で流して、そこから新しい男性性を育てたり統合して行くような。
犬と鼻をくっ付ける行為は、より良いものを入れていくことに向けた転換点だったようにも思えます。

>これかの人生に必要な男性性とは、ご本人も察しの通り、やはり「人の気持ちによく気がつく」というような、直感に冴えている一面をかね備えた男性性なのかも知れません。

この様なやり取りがあってこそ、あ!そうか!と気が付くことができます。
そうでなければ、思うだけでスルーしてしまうことは多々あると思うので、取り上げて下さりありがとうございます。

> この美しいトンネルは、おそらく、今までにはなかった男性性の肯定面を統合するときに生じる「気持ちの昂り」や「ワクワクするようなエモーション」を象徴していると思います。

このことに関しても、どういうことなのかはっきり分からなかったので、腑に落ちました。
そして確かに、気持ちが高揚して感動してるときには、意識の範囲は狭くなっていると思います。
その分、心の奥深い無意識にまで響いてるとも感じます。

> この夢では、充実した時間を過ごすために必要なエネルギーの消費量を「2万円」というイメージで表現されているのかも知れません。

これも、そういうことを表してるのか!とハッとしました。
2万円のイメージ、高すぎることもないし安くもない。
その気になれば手の届くとこだ、という感じでしょうか。

> 「予感だけ」があって、男性性との合一は、まだもう少し先の話し、ということかも知れません。

まだ先か…と少しがっかりですが、

> 無意識はそれの接近を望んでいて、まるで 「統合せよ!」 とでも言っているかのように、2人の男性に挟まれます。

そういうことなので、これから、その気になって手を伸ばして?頑張ってみます。
今回の夢でのより深い解釈をしてもらえて、じぶんでは辿り着けない部分にまで手を伸ばしてもらえました。
本当にありがとうございました。
又しばらく経ってから、この夢を振り返ったときに自分がどう思うかも楽しみです。
今後も夢で分かりずらかったり、より詳しく知りたい時や、客観的な意見が必要な時には相談させてください。
これからもよろしくお願いします。
JP
11月14日 19:47


【返信レス】
JPさま
お世話になっております。
私は長いあいだお客さまとの夢解釈を続けてますが、こちらの解釈をヒントに、ここまで自己洞察を深めているといった印象のお客さまはそう多くはないので、嬉しく思います。
感心いたしました。ありがとうございます。
さて、今回も楽しい夢解釈となりましたが、 これにてクローズさせて頂きます。
前回の夢解釈も含めて、個人運営のサイトに保存用に記載させて頂く予定ではありますが、部分的なカットの依頼など、いつでも受け付けております。
また何かありましたら、気軽にお問合わせくださいませ。
夢解釈の依頼を頂き、ありがとうございました。
またのご依頼をお待ちしております。
鈴木めいや
11月15日 17:54


【返信レス】
2回目の依頼でしたが、今回も夢への分析と解釈により自分自身の内面への気づきがありました。
ありがとうございました。
夢に関して分からない事があれば、また相談させて下さい。
見た夢を心理学的・客観的に解釈する事が、自分自身の内面をより深く理解する手助けになる事を実感しています。
夢分析の専門性の高さと経験豊富さを兼ね備えた方にご縁が出来て嬉しく思っています。
JP


【返信レス】

そのようにおっしゃって頂き、うれしく思っております。
またなにかありましたら、よろしくお願いします。
この度はありがとうございました。 鈴木めいや